2015年(44)渓秋の誕生記念...③メナシシュンベツ川釣行編。 | 渓秋の北海道山釣り記

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2015年(44)渓秋の誕生記念...③メナシュンベツ川

                           釣行編。

最終日は遠路の龍さん帰宅時間を確保のため、午後1時竿納めの

予定で浦河町のメナシュンベツ川を選ぶ。

南十勝へ抜ける天馬街道を通ると荒々しい渓谷を見下ろすことが出来る。

何時かは入渓したと思うこの渓は目指すメナシュンベツ川の最大の支流で

ニオベツ川であるがコルジュ帯の連続で途中の入渓は出来ない。

メナシュンベツ川からの入渓でそのコルジュの一端でも覗いて、大ニジマス

を釣り上げたいものだ。

  アポイ岳の夜明け。

山野草の宝庫のアポイ岳。朝日に現れたのは「アポイのアザミ」か

  朝日を浴びるアポイ山荘。立派なな内装でくつろげる宿でした。
       第364新渓・第977釣行

  天馬街道から見る本流の日高幌別川は禁漁の保護河川だ。

   魚道が付いて機能している。本日の狙いはここから分かれる

   メナシュンベツ川だ。

  林道の橋脇より岩盤の沢伝いにメナの本流に出る。

  余りの増水・急流で遡行を思案する龍さん。

  右岸のヘツリながら遡行してポイントを探す。増水でポイントが

  絞れず苦労する栩さん。

  流れの幅が広くポイント散漫。渡渉も危ない状況なり。

  全く魚影なし。ようやく渡渉ポイントを見出しポイントを攻める。

  行けども、行けどもポイントなく魚影も全く無し。とても最大支流の

  ニオベツ川までの遡行は困難と判断。次の林道橋を目指す。
地形図を読んで牧草地が近いと判断し沢を伝って出ると。通電された

牧柵に至る。春の伊豆の事故は記憶に新しいので絶対に触らない

よう注意深く迂回する。

  二つ目の林道橋に至るも切り立った両岸でルートが無い。

  地形図を読むと上流に砂防ダムがある。このダムの建設時の

  作業道を探し出せれば入渓は容易と判断。付近を探ると小枝に

  テープがある。手に取って見ると「メナシュンベツ入口」とある。

  昭和48年砂防ダム建設の看板付近に「グローブのようなムキタケ」

  を発見。収穫する。

  ダム上に出るもヘドロで渡渉が大変だった。

  清冽だがチャラ瀬続きでまったく魚影なし。

  もうそろそろ時間と思ったころ、河原で立派な「鹿角」発見。記念に

  持ち帰る。

  河原で昼飯で記念写真。次に3人が揃うのは来春だといいがな。

一匹の魚影も見ず最後の渡渉をする。

常に先導してくれた龍さんに感謝。
そして、黙々と同行してくれた栩さん。

藪を抜けると、日高連峰を望む大牧草地帯に出た。

山ぶどうを発見して収穫をする。

安着は2時丁度。別れを惜しむお二人さん。
札幌組は710km走行で6時半帰宅。函館の龍さんは10時半帰宅。
記念釣行に賛同してくれたお二人に感謝の三日間でした。