天然羅臼昆布特集 その5
おはようございます。
羅臼昆布も含め、今回は保存方法に関して・・・
昆布の保存方法は保存期間の長さによってかわります。
一年以内に使い切ってしまうなら、湿気を防いで常温保存でも大丈夫です。
ただし海のものなので、日の光は厳禁です。
また、もっと長期間の場合は冷凍保存がベストです。
冷凍保存であれば、4年くらい持ちます。
美味しく召し上がって頂くため、保存方法には気をつけて頂けたら幸いです。
天然羅臼昆布特集 その4
これまで、天然羅臼昆布をご紹介してまいりましたが、今回は美味しく頂くための
ダシの取り方をご紹介致します。
●一番ダシの取り方
手の平サイズの羅臼昆布に水1リットルを用意します。
10分くらい水に浸し、柔らかくなったら縁に切り込みを数ヶ所いれます。
(切り込みを入れるのはダシがより出やすくするためです。)
その後、中火で煮込み、沸騰寸前に昆布を取り上げます。
さらに、鰹節を一掴み加え、白い泡が盛り上がったところで火を止めます。
次に、静かに漉すと美味しいダシの完成です。
これで四人分のダシが取れます。
●二番ダシの取り方
先ほどの一番ダシで使った昆布と鰹節を、今度は半分の水量で沸騰するまで煮込みます。
このダシは濁りが有るので煮物などに使うのがいいと思います。
昆布でダシを取るのは手間がかかりますが、その分美味しさも格段に変わりますので、是非一度お試し頂ければと思います。
天然羅臼昆布特集 その3
昆布は体によいのか?
羅臼昆布に限らず、昆布がからだに良いといわれているのは皆様もよく耳にすることがあると思います。
海のエッセンスを全て取り込んだ昆布は、栄養面から見ても大変優れた食品で、様々な栄養素を持ち合せております。
ヨード ・・・基礎代謝を活発にさせ若返り
アルギン酸 ・・・食物繊維そのもので便秘解消
フコイダン ・・・がんの発生と進行を抑える
グルタミン酸・・・脳の活性化、ボケの予防
カリウム ・・・むくみ防止、高血圧を降下させる
まだまだ、ありますがこの辺にさせて頂きますが、人間の血液成分と海水成分の組織が似ているのはよく知られていることですが、昆布の栄養がすんなりと吸収されるのもこのあたりにあるようです。
美味しく昆布を食べて元気になって頂けたらと思います。
天然羅臼昆布特集 その2
前回に続き今回も天然羅臼昆布について、ご説明いたします。
今回は何故、天然羅臼昆布は味が良いのかを皆様にお伝えしていきます。
羅臼昆布の故郷は知床半島の南岸です。
知床連山はふもとに深い森を持ち、その栄養を海に放出しています。
さらに流氷の接岸により海が蓋をされ海水が濃い栄養スープ状態となり、この海で育つすべての生物に多くの恵みを与えます。
他の海域に育つ昆布に比べ、天然羅臼昆布はグルタミン酸の量が何倍にもなります。
現在、羅臼昆布の9割は養殖生産で天然羅臼昆布はごく僅かしか取れていません。
養殖と比較しますと、天然物は幅はせまいですが、味は格別に濃厚です。
そのため、一般のお店ではなかなか売ってません。
天然羅臼昆布は上記でも説明したとおり、生産量が少なくその販売ルートは特殊で、限られた海産問屋でしか扱うことができません。
山崎商店では、天然羅臼昆布を豊富に扱っておりますので、是非一度この天然羅臼昆布の美味しさを皆様にご賞味いただければと思います。
ご要望のかたは、お電話でも承っておりますのでお気軽にご連絡頂ければと思います。
天然羅臼昆布特集 その1
この度、天然羅臼昆布の美味しさを皆様にお伝えするため、特集していきます!
山崎商店をご利用頂いているお客様に是非とも知って頂きたいおいしい昆布のお知らせです。
昆布の種類が違うと味も大きく変わります。
昆布は産地によって、大きく特徴が変わります。
例えば利尻昆布は透明で澄んだ上質のダシがとれ、昆布の匂いも少なく上品な味わいを楽しむことができます。
食材の風味を損なわないことから、料亭御用達の昆布です。
言うなればダシの世界スターです。
それに対し日高昆布は海の香り強く、魚の煮物などには絶妙なほどマッチします。
歯ごたえも柔らかで昆布巻などでよく使われます。
食べてうまい、昆布なので煮昆布界のスターと言うところです。
そしてこの両者の得意分野を併せ持ち、さらにパワーアップした最強の昆布が天然羅臼昆布なのです。
香り高く濃厚なダシが採れるのに、柔らかで芳醇な味わいの肉質など、まさに昆布界のスーパースターと云える存在です。
昆布といえどたくさんの種類があり、どれを使用すればよいのか迷ってしまうところではありますが、是非一度天然羅臼昆布をご賞味頂ければと思います。
次回は 何故、天然羅臼昆布は味が良いのかをお伝えいたします。