去年くらいから1980年代のいわゆるジャパビンのピックアップに注目してます。
中でも Fender Japan と Aria Pro のピックアップが気に入ってます。
いくつかブログに書きましたが↓
当時の国産ギターは一生懸命ビンテージサウンドを追ってたわけで、もしビンテージサウンドが好みなら高価なブランド PU 買うより1980年代の国産ギターのジャンク PU 買った方がコスパ良いと思ってます。
あと Fender US 製のアメスタの PU もお勧めです。
実際いくつか入手してあります。上記「ピックアップ温故知新」参照。
またお気に入りの TEX-MEX についてはこちら参照↓
TEX-MEX はビンテージサウンドではなく、もっとモダンな歪み前提な仕様です。ストラトで太い音が欲しい時はお勧めします。
でですね、前置きが長くなっちゃいましたけど、ストラトでいわゆるビンテージサウンド欲しいなら Fender Japan の ST-Vintage がお勧めです。相場的に3個セットで1万前後でしょうか。Duncan の SSL-1 セットの 1/2 くらいで買えます。
ちなみにクロスワイヤーの US製 ST-Vintage があるのですが、そっちはゲイン結構高くて僕的にはイマイチでした。日本製のビニールワイヤーの ST-Vintege の方がよりビンテージライクな音と思います。
クロスワイヤーの蘊蓄はこちら↓
SSL-1 と ST-Vintage どちらも良いですが、ST-Vintage の方が鈴鳴りです。よりシャンシャンしてますので、好みが分かれるかも。僕は好きですけど、人によって好み分かれるんじゃないですかね。SSL-1が好みなら間違いなく気にいると思います。
ハムバッカーではジャパビンの中で Aria の AL-7 が良くて他のも試してみたくなってます↓
1970年代後半〜1980年代中期くらいまで?アリアのギターに載ってた PU はこのうちのどれかと思います。
命名がよくわからないのですが、僕の持ってる PE-800 に付いてる PU がカタログでは「EXTRA-7」とあるんだけど PU の裏側には「AL-VII」というスタンプがあるんですよね。
なので AL-7 とは思うんですが、そうすると上記 PU のスペック表で EXTRA-I, II, III はそれぞれ AL-1, 2, 3なのか?ってとこなんですよね。まあ、そこはわからんけど、つまりアルニコだよねと。
で、もっとよく Aria のカタログ見たら、上記の PU 以外で「USセラミック使用」とか自慢げに書いてる PU があって、それらはLS等の中位クラスの機種に積まれてることがわかりました。多分高出力。
セラミック以外に SUPER-2 って PU もあって、こちらはディマジオに特注したやつみたい。これも高出力。
この中で僕的狙い目は AL-V と AL-7、そしてもう一つ AL-3 ってやつ。これらはかなりビンテージライクな音のはず。
僕の PE-800 の AL-7 がかなり良い感じなので間違いないと思うのよね。
PE-1500とかPE-1000、そして PE-R シリーズに載ってる PU は高出力すぎて興味ない。EXTRA-III に至ってはタップしてようやく AL-7 あたりと同等のマッピングになってるし。
難しいのはこれらの PU が単品で出品されることはまずないのでなかなかお目にかかれないってこと。
ジャンクの出物があったらパーツ取りで丸ごとって感じですかね。
でも2万とか出す気はしないです。動作品 PU 2個セットで 1万ですかね。出しても。
2万とかなら Slash 2.0 の中古買った方が良いです。こちらはハイパスをVポットに追加してボリュームを少し絞ればビンテージライクなサウンドになるはず。今度試してみます。
Aria 以外では Greco の DRY とか持て囃されてますが、制作者本人が初期ロットのみしか認めてないのでよくわからんです↓
音確認できる動画あんまりないんだけど、こんな感じ↓
Gibson よりは全然良いですね。ネックPUで低音弦がこもってない。
DRY はほとんど入手困難だし高過ぎなんで Aria の AL-3, 5, 7 あたりが狙い目と思います。
以上、徒然なるままに。