先日こちらに書いたように
今僕の中でイチオシの ST-Vintage ピックアップ。
カタログ見ると 1986年あたりから登場しているようですが、それ以前の Vintage って書いてあるのも同スペックなのかもしれない。
この ST-Vintage ですが、僕の ST62-65 に付いるやつは日本製なんですがすごくいいです。
今の僕の好みにほぼ近い。
当時のカタログスペックで上位モデルは US 製の ST-Vintage 積んでて、こちらはクロスワイヤーなのですぐ識別できます。
日本製のはビニールのリード線で見た目はチープです↓
クロスワイヤーに関する蘊蓄はこちら参照のこと↓
ちなみに当時はなんでも米国製が崇拝されてて、コンバースでもリーバイスでも今の数倍の値段で売られてました。
僕らも Made In USA のコンバースを1万とかで買って大切に履いてたもんです。
同じようにピックアップも高い米国製は良いもんだって気がしてました。
なんでそんな高かったかっていうと為替が$1=250円とかでしたからね。
その後実際に米国製の Gibson 買ったり Fender 買ったりして大いに失望し、Made In USA への崇拝剥落「米国製=高かろう悪かろう」になってしまい、いまでもその印象のままです。
話を ST-Vintage に戻します。
で、US 製と日本製で音違うのかどうかちょっと気になって、お茶の水行ってショップ2、3軒回って弾いてきました。
結論としては、日本製の方が全然良いです。つか僕の好み。
なんか US 製の方はちょっとブーミーというか出力高すぎな感じがしました。Fuzz系の歪み欲しかったら良いかもだけど、僕的にはちょっとって感じ。
調べたら 6〜7k くらいなんですね。一方日本製の方は 6K 未満です。
最近エアー感のあるストラトサウンド追求してて、だんだん核心に近づきつつあるんですが、まずはこの直流抵抗値が非常に重要なんです。同時に磁石、ポールピースの高さも重要です。
こんど比較で録音してアップします。
最近思うんですが PU って化粧品みたいで高くないと売れないんじゃないですかね?
ある程度ブランド確立したら大量生産は避け(値崩れしないよう調整し)、どうでも良いマイナーチェンジして高値で売り続ける。
そんなビジネスで成り立ってる気がします。