最近ピックアップを理解しようと色々情報集めてます。

その中で今日知ったのですが、TEX-MEX ってバリエーションがいくつもあるんですね。

僕の持ってる TEX-MEX はこれなんですが↓

 

 

手書きで数字が書いてあるのわかりますかね?

こう見るとわかりやすいです↓

 

 

上から

 

ブリッジ=716

ミドル=715

ネック=714

 

と書いてあります。

知らなかったんですけど、これ珍しいやつらしい。

TEX-MEX に手書きで書いてある数字は通常は以下のものらしいです。

 

ブリッジ=50659

ミドル=50658

ネック=50657

 

あとデルタバージョンと呼ばれるバリエーションがあって、それらはアメスタに一時期搭載されていたようです。ナンバリングは

 

ブリッジ=56207

ミドル=56206

ネック=56205

 

になってるようです。

これらの直流抵抗値が

 

ブリッジ=50659 → 7.4k

ミドル=50658 → 6.4k

ネック=50657 → 6.5k

 

で、これら共通で

 

最初の2桁の 50 は書いてないケースも多々あり

ボビン裏にある「016730」の印字はボビンメーカーの部品番号でPUの種別とは無関係


ですって。

ただ僕の持ってる700番台は

 

ブリッジ=716→ 7.3k

ミドル=715→ 6.5k

ネック=7147.35k

 

と、ネックがやたらホットなんですよ。

そういえば測ってなかったから知らなかったけど、どうりでぶっといわけです。

Vポット 500k にしてハイパスフィルター入れてるんだけど、やっぱりネックPUがぶっといんで IR いじるとドンシャリ感がすごい。

なので ST-57 ではほぼブリッジPUを使う曲でしか使ってなかったんですわ。

これとか↓

 

 

なのでなおさら今 ST-62  のネックが気に入ってて、なんか偶然うまくく棲み分けられてたんかなぁ、なんて思ったりするんだけど、やっぱりネックがブリッジ以上の 7.35k じゃ太いよね
せっかくレアなぶっといやつが入ってるならそっち方向で使ったほうがいい気がするんだけど、求めてる音じゃないんだよなぁ。

「このセットならスペシャルだよ!」なんて書いてあるサイトあるんだけど、そんなに嬉しいわけでもない。

かと言ってビンテージ系の <6k を入れたら ST-62 とかぶるし、あの ST-Vintage JP +ローズ指板に適うわけがない。中途半端なギターになっちゃう。

 

もう少しネック PU を使いたいから変えるべきかどうか悩ましい。

ネックだけ在庫の GOTOH の ST-Classic を入れてみるかな。

GOTOH は一時期気に入って使ってたんだけど、立ち上がりが弱い、いわゆるバイト感?が弱くてピッキングで歪ませにくいんだよね。クリーンで使うなら良いんだけれど。

こればっかりは抵抗値じゃ語れないんですよね。

このホットなネックPUは意図的なのか、ただのエラー(=品質管理の問題)なのかわからないです。

最近 ST-57 の立ち位置がちょっと微妙です。

 

TEX-MEX 良い PU なんだけど、リテールの価格設定が低いんでちょっと下に見られちゃってる感がありますよね。

アメスタに乗ってた他の PU と同じラインで製造されてたので、モノとしてはほとんどクオリティは変わらないのに。

まあ、その辺の価格設定は Fender さん商売上手い。

 

 

人気の Texas Special はそもそもホットすぎて好みではないので以前書いたブログでは紹介してなかったですが↓

 

 

いま聴き比べても TEX-MEX の方が好みではある。

 

Texas Special

 

TEX-MEX

 

やっぱりテキスペはホットすぎる。直流抵抗値は TEX-MEX より低いのになぜ TEX-MEX よりホットなのか。

700番台の TEX-MEX でホットに感じる僕的にはきつい…

歪み系好きな人には良いんだろうけど。

などと徒然なるままに。