前回のSSL-1装着後ほぼ決定的と言うか、もう安ギターの「もあんもあん」した低音は直しようがないということがほぼ判明したですが、

 

 

とりあえず「ネックをモノホンのやつに変えたら音変わるん?」という疑問にお答えするべくやってみましたよ。

PhotogenicにFender Japanのいわゆるジャパン・ビンテージ、略してジャパビン?wのネック付けました。

Fender Japan ST57-70(1993年Fujigen製造)のソリッドメイプルネックです。

むちゃ硬いです。どう体重乗せて蹴っても折れる気がしないですね。

 

ボディはPhotogenicです↓

 

一方Photogenicのネックは立てかけといて足刀蹴りで折る自信あります。

 

 

とりあえずブリッジ位置が合ってないんで弾くに値しないんですが、音確認くらいには問題なかったです。

で、結果は

 

普通にストラトの音じゃん

 

ボディのせいで若干まだローが鳴り過ぎてるけど、許容範囲でした。

「もあんもあん」はなくなりましたね。

安ギターはネックがネック?というのが完全に白日の元に晒された瞬間ですね。

今まで何回か書いてきましたが、

 

 

 

一応の結論です。
 

ストラトはネックが命!

 

つか、考えてみればメーカー名、モデル名、シリアルナンバーまで全部ネックにしかないじゃん。

ということは、そういうこと。

 

ちなみに「ギターの音は7割ネックで決まる」というのは、なんとなく感覚で7割と書いたんですが、実際弦の振動の7割はネック上とのことなので、それなりに当たってましたね。

 

 

こちらは剛性不足から来るハイ起き問題についての考察。

 

そして、ネックがいかに音に影響するかこちらの動画が参考になると思います。

 

 

この動画では同じボディに3種類、1本はオリジナルのFenderネック、あと2本はWarmothのネックで1本はローズ指板を薄く改造してある、をつけ換え比較してます。

かなり音色違いますよね。指板を薄くしてるやつなかなかいいです。

 

さて、この安ギターのネックの剛性の問題。

低音が鳴り過ぎる問題と剛性不足からくるハイ起きは、もう宿命というか避けられないでしょう。

なので結論としては「安ギターは買うな」ということになります。

安い以外、何もいいことないです。

もう2、3万出して中古でFujigenやYAMAHAとかのギター買うことをお勧めします。

最近のSquirのAffinityもやめた方がいいと思います。持ってますがネックが細くボディが薄いので同じような症状出てます。Photogenicよりはマシですけど。

Squirは古いのはいいものあるみたいなので選別すべし。

 

さて、せっかく3本も買ってしまったPhotogenicですが、なにか有効活用したいです。

とりあえず以下の実験で使いたいと思います。

 

・中音を引き上げるPU改造実験

・トーン関係の電装系の実験

・フレット打ち替えの練習

・塗装の練習

 

こんな感じですかね。

ではでは。