拇指圧迫は押すのではなく、「置く♪」 | 身体を奏でる♪「身体奏法」

身体を奏でる♪「身体奏法」

楽器のように体を使う「術」 安全で、快適な動きを育む♪

皆さん、こんにちは。

川島大和です。

今日は目黒のボディチャンスで今年度

最後のクラスがありました。

久しぶりに会うクラスメートがいたり、

初めてお会いする人もいたりと

なかなか刺激的なメンバーたちでした。

 

今日は指圧の拇指圧迫叩打法を観ていただきました。

 

 

 

 

たまたまクラスメートのミキさんが

ピアノの演奏をしていたのですが、

ミキさんにピアノの奏法について聞いてみると

大変興味深いことを言われました。

「演奏する時は、

指で鍵盤を押すのではなく、

指を置く感じです。」

 

 

 

 

私のような音楽のど素人は

鍵盤を叩いているように見えるのですが、

指で押すのではなく、

指を置く

という表現がすごく興味深かったです。

 

指圧の拇指圧迫の際、

押そう! 押そう!

とすると手押し、指押しといった

局所的な体の使い方で、筋力に依存した指圧をしてしまいがちです。

親指で押すというイメージは、こんな感じでしょうか。

 

 

 

アレクサンダーテクニークでは

リーディング・エッジ

というのがあるのですが、

拇指圧迫の時、

親指が動きを導いていくように

そして

親指を経絡上に

置く♪

というイメージで行うと

響きを感じることができました。

体幹から親指の先まで

ずっとつながっているような感覚

になりました。

 

 

 

さらにミキさんが言うには、

指を置くと

腕の始まり(胸鎖関節)から指先まで

水が流れていくような感じ

になるそうです。。

 

 

身体というピアノにある

経絡という鍵盤に

親指を

置く

 

 

今日はピアニストの感性から

素晴らしいインスピレーションを受けました。

ミキさん

ありがとう♪

 

  

 

それでは、今日はこの辺で。

ここまで読んで下さって

ありがとうございます。