ヤコビー線は「大腸線」 | 身体を奏でる♪「身体奏法」

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皆さん、こんにちは。
川島大和です。
ちょうど今、
来週の金曜日にあるセミナーのテキストが完成しました!
今回のテーマは
便秘対策
です。

経絡指圧では、
背候診
というのがあります。
経絡が線であるならば、背候診は面と言えます。
12経絡の診断面であり、治療面でもあります。
便秘対策としては、
やはり大腸経にアプローチしたいところです。

背中にある大腸経の対応面は
左右の腸骨稜付近です。
前ならえの一番前の人





腰に手を当てたポーズで両手が触れているエリア




そこが大腸経の対応面です。
ちなみに「大腸兪」というツボは
L4近く、
つまり腸骨稜と同じ高さにあります。


ということは・・・
L4の高さの並び大腸経と関わっているということになります。
L4の高さのラインは
ヤコビー線
ですよね。


ヤコビー線は「大腸線!
だったわけです(笑)

便秘対策のストレッチとして
大腸線にアプローチしていみましょう♪


マット上だったら、
あぐらに座ってツイストストレッチ





施術台の上だったら
台の高さを利用して
片脚を降ろして、降ろした方向と逆に向かって
ツイストストレッチ!



もちろん台の上であぐらをかいてストレッチしてもOKです。


注意してほしいのは、
くれぐれも力任せにねじらないようにして下さい。

ゆっくりと息を吐きながら
頭蓋骨 ⇒ 頸椎 ⇒ 胸郭 ⇒ 腰椎・・・
骨格が順番に連鎖して回旋していくように
ストレッチしてみてください。

筋肉を意識するのではなく、
骨格を意識することで力任せのストレッチではなく、
全身が連動する感覚を生むストレッチになっていきます。
一人でツイストするストレッチをするときも
同じです。

これが私の考えた
骨格連鎖ストレッチ
です。

それでは、今日はこの辺で。
ここまで読んで下さって
ありがとうございます。



☆来週のセミナーにご興味がある方は
また空きがあるようなので、
こちらからお申込み下さい。


骨格連鎖ストレッチ「便秘対策編」