昨夜はイタリアのバロック・ヴァイオリン奏者で有名なファビオ・ビオンディによるバッハの無伴奏バイオリンソナタ&パルティータ集を聴きに、大阪のいずみホールまで行きました♪
ビオンディの演奏はビバルディの四季やモーツァルトのバイオリン協奏曲のCDなどを以前からよく聞いていて、その斬新でユニークな演奏で僕は魅了されていました。
彼の演奏を聴きたくて、いずみホールの会員になったといっても過言ではありません。
しかも、普段よく僕も弾いたり聴いたりしているバッハの無伴奏が聴けるということでワクワクして大阪まで行きました(^^)
バイオリン:ファビオ・ビオンディ
プログラム
(オールバッハ)
パルティータ第1番
ソナタ第2番
==========休憩=========
パルティータ第3番
パルティータ第2番
アンコール
ソナタ第1番より
アダージョ
プレスト
座席はかなりいい席を確保できていました^^
でもこのホールは前半分ぐらいが段差がないので人が入ると
こんなかんじでした^^;
赤く記している場所から聞きました
このホールでは先月に樫本大進さんの演奏を聴いたばかりでとても美しく響いていました♪
バロックバイオリンの生演奏は初めて聴きましたが、現在のバイオリンより多少音量が小さいと感じました。
しかし、ビオンディの音は非常に透明感があり明るい音色で、澄んだイタリアの青空を思い浮かびました♫
音程はバロックのかなり低めのピッチで演奏されました。
弓がしっかり弦に食いついていて発音がとても心地よく強くはっきりしていました!
またバッハの無伴奏というと、ちょっとかたいイメージがありますが、彼の演奏は楽譜にあまりとらわれず、色んなところに様々に装飾音などをいれたり、最後の長く伸ばす音符を、わざと「タ・タ・タ・タ」と一弓で区切ったりと物凄く自由に楽しく演奏されていて期待を裏切らないとても心地の良い溌剌とした演奏会でした!
お客さんも、その小さな音を聞こうとしていて、楽章の間でも殆ど咳払いなどはなく集中していて素晴らしい雰囲気でした!!
去年の6月から聴いてきた演奏会の中でも先月聴いた樫本さんのリサイタルと双璧で感動しました!
一晩たってもその美しさを思い出します(*^^*)
丁度、ホワイエで昨日演奏されたバッハの無伴奏全曲CDが販売されていたので、購入してビオンディのサインを頂きました(^^)
ビオンディは昔は肩当てをしていたと思いますが、現在はしておらず、顎当ても非常に小さなものでした。
これは宝物になりそうです!!