ひといちばい敏感な子って、親が甘やかした、わがままな子と言われるんですが?! | HSP HSC 敏感でもっとしあわせなひとになれる♪

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HSP・HSC、エンパス、クリスタルチルドレンが輝くために
魂レベルの子育て・自分育てをしよう!
       岡田奈美子(公認心理師・スクールカウンセラー) 

こんにちは、岡田 奈美子です。

 

           (涼しい画像で、すずしく♪

 
医師の日野原重明氏がお亡くなりになりましたね。
 
戦争、そして復讐をやめること、相手を許すことの大切さを説いておられた方でした。
 
日野原氏は、戦争中の体験(病院で、傷つき死にゆく人たちを治療・看護)で、平和の大切さを感じ、講演などの活動もされていました。
 
日野原氏のように「自分の体験から」平和の大切さに気づき、守ろうとする、これが今までのあり方だと思います。
 
でも敏感ちゃん・君は、生まれながら「平和主義」です。
 
戦争体験や悲しい経験はないのに、魂レベルで、わかっています。
 
ちょっと古いタイプの敏感ちゃん・君は、「争いになるくらいなら、自分が犠牲になろう」とし、
 
新しいタイプの敏感ちゃん・君は「みんな、大好き♪仲よくしようね~」と、愛ビームを放って、険悪なムードをほんわりと変えられます^^。
 
日野原氏は「私には同士(同じ思いのなかま)が必要です」とおっしゃっていました。
 
こうやって日野原氏の思いを引きつぐ子どもたちがふえてきたんだなぁ、と私は思っています。
 

~   ~   ~   ~   ~   ~   ~   ~

 

私の行っているいくつかの学校にもHSP・HSCといわれる「ひといちばい敏感な子」はかなりいます。

 

(エンパスやクリスタルチルドレンの個性を合わせもった子が多いです)

 

・大勢のところにいると、疲れる。

 

・クラス内で、いじめはないし、皆は普通に来ているのに、その子はなぜか学校に来れない。

 

(でも理由を聞いても、答えてくれないことが><)

 

・はっきりした理由がないのに、体調がすぐれず、休みがち(病院の検査では異常なし)など。

 

一見、「わがまま病?」にみえるので、先生は言って聞かそうとします。

 

「みんなだって、がんばってるんだから、甘えないでガンバロウよ!」って。

 

でも、効果はありません><。

 

こういう子どもたちに、学校の先生が言う、よくあるセリフとして

 

子どもが敏感な理由は、「お母さんが甘やかしてるからや」。

 

もちろん誤解なんですが、

 

なぜこんな誤解がうまれるの・・・?

 
 
 

 

 

先生だって人間なので、今までの教育方法が効かないと、内心不安になります。

 

「この子をよくしたい!」という愛情と使命感はいっぱいあるんだけど、

 

でも、できないとき、

 

「教師としてダメじゃないか?」「自分って役にたたない・・・」って、自分に不安・罪悪感を感じます。

 

そのイヤな気持ちを感じないようにするために

 

「原因は自分じゃなくて、誰かほかの人」にしてしまうことがあります。

 

子どもといえば、母親が一番近い。

 

だから「お母さん」は原因にされやすいのです。

 

人は、弱いので、不安になると、こういう心理が働くことがあります。

 

お母さんは、子どもに一番近い人なので、

 

「子どもがこうなのは、お母さんのせい」にしやすいんですよね><。

 

 

 

 

でも、敏感な個性は、生まれつきが多いです。

 

生まれてからの環境や周りの関わりで、後天的に左右されますが、基本は「生まれつき」だと私は感じます。

 

敏感ちゃん・君は、そんな魂の個性をもって生まれてきたのです。

 

大きな理由と意味をもって。

 

だから、「過保護だから」「甘やかしてるから」「わがままにしてしまって」なんて言われるのなら

 

(お家の方やご実家の方とかからもありますよね)

 

言われたままにするのを卒業して

 

穏やかに、きちんと話しあいをする時期なのかもしれません。

 
「いい加減にしろー!」ってケンカ売るんじゃなくて(笑)。

 

 
 

 

 

敏感ちゃん・君で、今しんどい状況にいる子は、

 

親の育て方で、そうなっているわけじゃありません。

 

周りにそういうことを言ってくる人がいたら、

 

「あ~、本当はうちの子を助けてあげたいって思ってくれているんだな。

 

でも、できないから、罪悪感を私にぶつけているんだ・・・。

 

表現方法は、成熟していないから、私が傷つく…。

 

でも気持ちだけはもらっておくね。ありがとう♪」って思っておきましょう。

 

そして、にっこりしながら

 

敏感ちゃん・君についての知識・自分の思いを伝えるのも、場合によってはアリですよね。

 

一方的にガマンして、傷つく必要は、もう本当にないのです。

 
本当の思いを伝えあうことが
 
きっと、一番平和をまもることにつながっていくのだと思います。

 

今日もありがとうございました。         
          
   子どもメンタル研究所 岡田 奈美子 (小学校・中学校 スクールカウンセラー)

 

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