アスペルガー症候群やアダルトチルドレンの方にとって、特に社会人になって
から
周りから人がいなくなる
と感じるケースが多いようです。
その大きな要因がコミュニケーションだということは、みなさんお分かりのことだと
思いますが、どのような言葉が、どのような時に、どのような相手に
使ったことが原因かというと、実はよくわかっておられない(ゴメンナサイ)という
ことではないでしょうか。
ここでは、そのような失敗をしないための基礎を覚えていただければと思います。
ケース1 「好きじゃない」
東日本大震災の折に枝野官房長官が使ったことで一躍有名になった言葉ですが、
「ただちに人体に影響はない」はとてもわかりにくいと評判(?)でした。同様に
「お父さんのこと好きですか?」
「好きではありません」
という場合はどうでしょうか。
たとえば、「好き」の反対語は「嫌い」ですね。同じように「好きじゃない」の反対語を考えて
みると、・・・・・・・・実は適当なものがありません。というのも、「好き」以外の要素をすべて
含んでいるのが「好きじゃない」なので、そういわれても、相手はどこを探して良いのか
分からなくなるからです。YES/NOで聞かれた場合には意思を明確にして回答する
のがコミュニケーションの基本ですね。
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