南の海から向かってくる
台風10号の進路はいかに?
紀伊半島はどっち道
暴風圏内に入りそうですが
進路予想図をみると
昔にも似たようなルートの
大型台風がありました
1959年9月26日に
潮岬に上陸した伊勢湾台風は
最低気圧が895hPa
上陸時の気圧は929hPa
1961年9月16日に
室戸岬に上陸した第二室戸台風は
最低気圧が888hPa
上陸時の気圧は925hPa
1945年9月17日に
枕崎に上陸した枕崎台風は
最低気圧が865hPa
上陸時の気圧は観測史上最低の
916.1hPa
昭和の三大台風と呼ばれる
伊勢湾、第二室戸、枕崎台風は
各地に甚大な被害を及ぼしていて
そっくりなルートの台風10号は
・・・イヤな予感!
そうは言うても台風10号は
今日現在の気圧が980hPaで
規模が圧倒的に違う
伊勢湾台風の時には
爺さまは強風に備えて
窓に戸板を打ち付け
真夜中に家族皆で息を殺して
台風が通り過ぎるのを
待ちましたもの
気候変動や海水温の上昇で
台風が激甚化している
・・・とは言うても
昔の大型台風に比べれば
規模はそんなに大きくない
今どきの台風
なのに安全第一で
災害を恐れる現代人は
過保護なのかも?
建物の強度や
インフラや防災対策は
昔に比べれば格段に丈夫だし
交通機関は強行突破を避け
安全優先の計画運休を予告するし
メディアが大層に騒いで
不安を煽っているのかも?
怖いことは怖いけれど
台風は規模も期日も
予測ができるのですから
ムチャをせずに
通り過ぎるのを安全な場所で
ジッと待てばいいのですから
いつ揺れるか分らん
巨大地震を待つ恐怖に比べれば
台風は怖れるに足りず!