私が大好きな歌番組シリーズの最新版『2021中国好声音』（SING! CHINA 2021）の放送が今晩スタートします。
今回は記念すべき10周年ということで、制作にも気合が入っているようで、メンターがいつもと違う“4+4导师模式”（4人＋4人のメンターの方式）つまり、合計8人のメンターが出演するという豪華な顔ぶれとなります。
メインのメンター（大导师）は、当初選ばれていた刘欢（リュウ・ホァン）と周杰倫（ジェイ・チョウ）が立て続けに参加出来なくなったことでメンバーが入れ替わる波乱があり、最終那英（ナーイン）、汪峰（ワンフォン）、李荣浩（リー・ロンハオ）、李克勤（Hacken Lee）の4人に落ち着きました。
周杰倫の不参加は残念だけど、個人的にあまり好きではない刘欢はかえっていなくて良かった…そして、小さめの座席に座り、挑戦者を選ぶ権利などが制限されるアシスタント・メンター（导师助理＝小导师）は、吴莫愁（Momo Wu）、吉克隽逸（Summer）、张碧晨（ジャン・ビーチェン）、黄霄雲（ファン・シャオユン）という、『中国好声音』出身の精鋭メンバー。
この顔ぶれを見ると、つくづく『中国好声音』がスターへの登竜門なんだと強く実感します。吴莫愁と张碧晨が仲が悪いとか、この顔ぶれも番組開始前から話題を呼んでいました。
この幼顔でメンターだなんて。彼女のパフォーマンスも楽しみです。2014年の『中国好声音 第三季』で张碧晨が優勝したのが7年前。2015年の『中国好声音 第四季』黄霄雲が登場したのが6年前。早いものです。
2014年の、長年メンターを務めるナーインと、初々しい愛弟子のビーチェン
もう53歳のナーインはお母さんのよう。でも31歳のビーチェンも、もうお母さんなんですよね。
このように、これまで多くの素晴らしい教え子を世に送り出してきた女神の那英の参加も嬉しい限り。
そして彼らのような、逸材がこの番組でまた現れるのかと思うと…
成長目まぐるしいC-POP界の今を、また今回も応援しながら観ていきたいと思います。
