❀  元気でね  Ⅱ  ❀ | ぴかるんのブログ

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ピンクのポンポン


ピンクのポンポン★83-2

 尚、ピンクのポンポンの時計は、今も去年の夏のソロツアーで止まったままなので、登場人物が過去の出来事を考える時、1年の時差が生じますので、ご了承下さい。

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 電話で話している時は以前と変わらないのに、会うと何故か会話が成立しなくなっていた。週末をどちらかの部屋で過ごしても、別々のことをしていたし、気付くと一緒に料理を作ることもなくなっていた。
 「私だって働いているし、疲れているのに……」
 そんな言葉を口にした日から、食事の片付けは幸太がやってくれるようになったけど、昼食や夕飯は外食が増えた。そして、幸太は仕事の話をしなくなった。

 お正月休みに帰省した私に、幸太の実家でお正月休みを過ごさなくて良かったの?と、母が心配そうに訊いた時、
 「まだ婚約もしていないのに?」と、笑って誤魔化すと、父も、嫁にも行ってないのに、幸太の実家で年越しをすることはないのだと、母の心配を笑い飛ばした。

 それでも、GWに帰省した時、結婚の話を何もしなかったせいか、梅雨に入った頃、両親が上京し、四人で食事をした。
 幸太は両親が結婚についての話をする前に、仕事に慣れるまで、あと二年くらいは結婚は難しいと考えていることと、私と結婚したい気持ちが変わらないことを両親に告げ、四人分の食事代を払ってくれた。そして、私にも内緒で、両親にお土産を用意してくれていたことに、私まで驚かされた。


 両親を東京駅まで送った帰り道、幸太から、改めて、あと二年、待って欲しいと言われた私は、笑顔で頷いてから言った。
 「分かった。幸太を信じて待ってるね」


<(_`_)>
{ 何と昨夜は
三ケ所の花火が見えました(^_-)-☆ 

そして、気付きました
今年の夏祭りはいつなのだろう?と
小さな神社なのに、とても賑やか♪
お参りくらいはね( ̄人 ̄)
 ]