JICAシニアボランティアのOBとして、秋季JICAボランティア説明会に参加する事になった
将来、シニアボランティアを希望する方に対して、先輩隊員として、その体験談を話すというもの
11月28日に催される
私がネパールでの2年間にシニアボランティアに対して感じた事
まずは、自分の価値観を相手に押付ける方が多いという事
任国の人々よりも、自分の経験の方が遥かに優れているのは、自他共に認める所だ
ただ、それだからと言って、『自分の意見が正しい。君達はそれに従うだけでいいんだ』
というようなスタンスでは、ただただ反感を買うだけで、結局は無駄な定着しない活動に陥ってしまうのだ
融通無碍に相手の心の中に入り込むような柔軟な脳味噌が必要ですよ
という事を、これからの人々に言いたい
もう1つ
それはJICAボランティアの若者とのコミュニケーション
JICA側から言われてはいないのだが・・・
JICA若者への良き相談相手になって欲しいという事だ
20歳代で海外ボランティアを経験したいと考えるような若者は、基本的にはしっかり者が多い
ただ、だからと言って、経験不足は否めない
何かと、困難に直面した時、多くの若者は多大なエネルギーと時間をかけて解決しなければならない
【自分探しの旅】感覚でボランティアに来ている若者だったら、その悩むエネルギーや時間こそ大切な事だろう
しかし、多くの若者は、やはりボランティア活動として、りっぱな成果を任国に残したいと考えている方が多い
私は、私の隊次だけではなく、先輩・後輩の若者達から何度も相談を持ち掛けられていた
それは、他のシニアボランティアの方々が、そのような行動をしていなかった事をも意味する
彼らの人間形成のためにも、日本としてのボランティア活動の成果を最大化するためにも、シニアビランティアには、この任も担って欲しい
と、私は考えている
そこの部分を強調して、JICA説明会に臨もうと思う