謎の農業試験 | 思いのままに 

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ヤマセミです。
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今シーズンに楽しんだシギ・チドリの渡り観察

 

その観察フィールドの1つは、過去に行った事が無い所だった

 

そこには、稲作田圃と稲作をしていない雑草だらけの田圃も含めて、6つほどが集まっていた

 

鉄製のロープが張られた、如何にも『何か実験中です』って感じを匂わせている場所だったのだ

 

1つの田圃の中でも、成長の違う稲が植えられたり

 

田圃の外枠に大きな空間を設けて、稲を植えていない部分があったり、稲をまばらに植えて、残りは雑草だらけにしてあった

 

おかげで、シギ・チドリも喜んで、この空間を利用していたのだ

 

はてさて、ここでは何を実験しているのだろう?

 

ある時、このフィールドに車が2台止まった

 

車の中から現れたのはシャツにスラックスという、田圃にはおよそ似つかわしくない格好の方々だった

 

しかも、10名近く居る

 

その中には、休耕田で伸びきった雑草の上を補虫網で虫(?)を捉えている人まで現れた

 

この人は作業服を着ている!

 

私の近くに寄って来た時に、『何の実験ですか?』と尋ねると・・・

 

まるで、NASAの最高国家機密を話して堪るか!

 

というような顔をして、私を静かに威嚇した

 

そんな、怖い顔しなくても…(苦笑)

 

結局、何の実験かはわからないままだった

 

ただ、時折、用水路から自動的に水を田圃に流す機械が作動していた事は確認できた

 

勝手な想像だが・・・

 

高齢化の進む農業の世界に、自動的に稲作のできるような事を考えているのかな?

 

そうだと面白そうだな

 

来年、同じように実験が始まるようなら、今度こそ目的を訊いてみるかな