チューン出していたけどちょっと前に帰ってきた板が今シーズンメインで使う板になるわけですが
まあ、例年のごとく早くて年末あたりに使えるかどうか
（雪がある程度にならないと傷が入るのが嫌で使用を回避するので）
なので、このくらいの時期に受け取れば良いなということでしたが
先々週にチューンが上がり送ってもらい
先週頭に宅急便の営業所にて受取り
昨シーズンから履いていて2シーズン目になったフォルクルのSLとロシのGS
ここ10年ほどは、ベース作りというほど念入りにはホットワックスしないんですが、今年もその方針は変わらず
というか、年々手抜きになっていきます
一応2回塗り予定
一番左のハヤシワックスのNF-00は極端に柔らかく低温でも融けるやつで、ベース作り目的に特化したもの
これをまず1回塗って
その後は、ガリウム・ハヤシワックスあたりは柔らかいのから硬いのへ段階を追って数回づつ塗れって感じのこと言ってますが
ガン無視して、1回硬いの塗ってベース作りと呼べるものは終了
以降は、どうせ滑るたびに塗って剥いでワクシングしてってのを繰り返すことで滑る滑走面になるという信仰です
（信じる者は救われる方式）
で、2回目に塗る硬いワックス
一応自分の中ではガリウムのブルー（↑写真の一番右）が標準という位置づけに今はなっています
このあたりのワックス選定に至る経緯は以前ツラツラと書いていますので、興味ある方はどうぞ
ただし、あくまで個人的な思い込みたっぷりの信仰に類するものですので、悪しからず
なので、普通にやるならガリウムブルーなんですが、
ホットワックスについてはハヤシワックスを使い切ってしまおうという感じがあったりもして
ハヤシワックスのNF-03を使うことにしました
NF-03ってハヤシワックスの中では低温向けの位置づけ（硬いワックス）ではあるんですが、
リンク先の記事に書いた通り、諸メーカー全体を眺めたときに柔らかいワックスではないことは確かですが
それほど硬いワックスというわけでもなく
ガリウムのブルーあたりと比べても明らかに柔らかい（ブルーよりも溶かしやすくて扱いやすいですが）ので、中途半端な感じにはなりますが、ベース作りして以降はシーズン終了までホットワックスしないというわけでもないですし、その都度色々と違うワックス塗るわけで
とりあえず、この段階では優先的に使いたい（減らしたい）ということならそれでまあいっかというくらいの曖昧さ
で、まずはチューンあがってきた板に塗られたワックスを剥ぐわけですが
この時に密かな楽しみなのが、どんなストラクチャーが入っているのかってこと
SL板の方
これ、撮ったときにはシンプルな浅めのクロスだと思ったんですが
改めて映像見ると、この後のGS板と同じような少し特殊なストラクチャーになってるようですね
そのGS板のストラクチャー
これ、ブラッシングした後なんですが、単純なクロスではないなと
もう一方の板
ブラッシングする前、これの方がわかりやすいですが
クロスはクロスなんですが、ストライプ状にストラクチャーが入っていないところがある
形状からイメージするに、単純なクロスよりも少し直進性に振った感じのストラクチャーかなと
SL板の方も同じようなストラクチャーが入っていないところがあるけれど、GS板よりもその幅は狭いしストライプ状の箇所の本数も少ないように見える
このストライプ状にストラクチャーが入っていないこと＝直進性に寄与
という妄想から判断するなら
SL板の方は回転性を優先
GS板の方は直進性もしくは滑走性に振った感じかなと
ストラクチャーの深さもSL板の方が浅いように見えるので、競技特性に応じて変えたのかなと
てなこと言いつつ、チューナーさんに確認したわけではないので、ストラクチャーの見た目からの妄想ですので
ホントかどうかわかんないですけどね
こういう妄想するのもまた楽し
とりあえずハヤシワックスのNF-00を塗った状態で置いてあるので、あともう一回
スクレーパーで剥いでブラッシングして硬めのを塗ってベース作りという意図でのワクシングは終了になります
とりあえずしばらくはある程度の冷え込みが続きそうなので、人工雪主体のスキー場はどんどん状況良くなっていくのかなという感じですから、年末あたりからメイン板で滑れるようになると良いなぁと思っていますが、さてどうなりますかね