根本が違う | 私のピアノライフ  with classical music

私のピアノライフ  with classical music

ピアノ練習、コンサート等で感じたことを気ままに語っていきます。

バドミントンのサークルは2か所、行っています。そのうちの1か所では、練習の時にアドバイスしてくれる人がいます。

気の向いた時(?)に指導してくれます。

ある程度、シャトルを打てるようになっても、所詮、羽根つきから脱しておらず、本当のバドミントン競技の打ち方ができていないことは自覚していました。いつも、「力が入っている、ラケットはもっと軽く持つ…etc。」と言われ続けて直そうと努力しているところです。

 

先日、わかったことは、シャトルを打つ前の動作がとても重要だと言うこと。早い話、ラケットの正面でシャトルを捉えてから打たないと、自分の飛ばしたいところへ飛ばせない。そのためには、肘が下がらないようにしなければならないのと、ラケットの面がまっすぐ出るように構えなければならないと言われました。言われたことを再現するのはなかなか大変!つい、今までのテキトーなラケットの振り方になってしまいがち。それでも、助言に素直に従うとけっこういい感じに打てることもありました。そして、いい感じに打てた時、今までと違う打音になっているのに驚きました。バシッじゃなくて、パシッ。力がないから飛ばせないのでなく、打ち方が悪いから飛ばないことに今更ながら、気づきました。(といっても、握力が本当に乏しいので、端から端まで飛ばすのは無理かなあ。)

 

バドミントンからピアノの話に変わります。ピアノも根本的に弾き方をなんとか変えられないかなとこの頃、考えています。ちょっと速いパッセージや和音の動きが多い部分はどうしても体に余分な力が入ってしまって、弾けません。どうして、こうなるのか検証しているところです。

考えられる原因

「音を正しく認識していない」

 「鍵盤の上に指がちゃんとのっていないのに弾いている」

 

音を正しく認識するには、ゆっくり弾いて確認。

鍵盤の上にまっすぐ指が乗ってから打鍵するのだといつも意識する。

十分に準備ができていない状態で弾いてしまう悪い癖を直していかないといけませんね。

 

上手く弾けない所は、右手と左手の動きが別々で複雑なところであることもわかりました。

難しい所は、片手練習をしますが、それだけでは弾けない。両手になったとたん、パニックになり、あわててしまいます。これは、頭の使い方と言うか音の聴き方を変えてみると多少、改善されるようです。だいたい、旋律に引きずられて、左手の複雑な動きができなくなるパターンが多いので、旋律ではなく左手の音を思い浮かべて弾くと良いようです。

 

今、考えてやれることはこんなところです。

本当は、脱力した美しい音が出せたらいいのになあといつも思っています。

アルゲリッチのピアノと一体になった無駄のない弾き方、ピアノとけんかするのでなくピアノをふわっと包み込んでいく感じが理想なんだけどなあ。

 

体は脱力、でも、打鍵はしっかりは、バドミントンもピアノも同じなんですよね。それが、できそうでなかなかできない!

少しでも変えられるよう、日々精進します。