草取りをしながら、FM放送を聴いていました。、モーツァルトのピアノソナタが流れてきて、素敵な演奏!
誰かなと思ったら、マリア・ジョアン・ピレシュの演奏でした。
夜、ふとピレシュのモーツァルトを聴いてみようとYoutubeを検索。そうしたら、ピレシュのスーパーピアノレッスンというのが出てきてなんとなくそちらを見ることにしました。
レッスンは何回か行われたようで、その中でモーツァルトのソナタを扱っているのを選びました。
2008年にNHKで放送されたようですが、実際のレッスンは2006年に行われたもののようです。
そして、その時、生徒をしていたのが、ルーカス=ユッセンくん。(ユッセン兄弟の兄の方です。)年を計算してみると13歳の頃だと思われます。
ルーカスくん、この頃、すでに音楽活動を始めていたようです。子供時代から、ピレシュに何度もレッスンを受けているようです。
日本のピアニストの方もプレシュに師事している人、けっこういますね。
レッスン事態もさることながら、まずレッスン場の雰囲気やピレシュの服装もよくあるレッスン部屋とは異なるのに驚きました。ピレシュはナチュラルな白いワンピースを着て、レッスンを見ている人が多数います。それも窓からのぞいている人、部屋の隅で床に座って見ている人、おまけに見ている人がレッスン途中で意見を言う場面もありました。レッスンはどちらかというと閉じた空間で行われることが多いと思うのですが、開放的な場なのにびっくりしました。
ルーカスくんは、弾くことはもちろんできているので、音楽をどう作っていくか、どう表現していくのか、どういう音が必要なのかという高次元のレッスンなので、興味深く見ることができました。
レッスンの中で、ピレシュがよく言っていたのは「呼吸して」「常に歌って」「音を開いて」
そして、左手の音の出し方には繰り返し、細かい指示がありました。左手の音はきちんと存在しなければいけないが、大きくなりすぎてはいけない、かといって腑抜けの音になってはいけない。しっかりした音でボディを持たせなさいと言っていました。
作曲家のことについては特に言及していません。それより、「リラックスして」と身体の使い方を教える場面が多く見られました。身体の使い方を丁寧に教えるレッスンは初めて見ました。
ピレシュの言われることに素早く反応して、演奏を修正していくルーカスくん。レッスンが終わる頃、演奏が格段に良くなっていました。
スーパーピアノレッスンの名の通り、凄いレッスンを見せていただき、良い勉強になりました。