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私のピアノライフ  with classical music

ピアノ練習、コンサート等で感じたことを気ままに語っていきます。

多趣味(自分ではそう思っていないのですが)なので、飽きることなく月日が過ぎていきます。毎日、行うのはピアノを弾くことで他の活動(バドミントン、ヨガ、合唱)は週に1、2回です。

細く長く続けていると、助言されたことの意味がわかるようになってきて、それなりに上達するものだなと最近、感じます。

そして、それぞれの活動そのものは全く違ったものなのに共通している大事な点が一緒だなとも感じています。

 

バドミントンで、打つときは、シャトルの真下に潜り込むようにと言われます。中途半端な位置で打つと、コントロールできないから。そして、動きながら打ってはいけない、止まって下半身でしっかり支えて打ちなさいと何度も言われました。なるべくゆっくり、シャトルを打つようにいつも言われます。この3点の注意がようやく意識できるようになってきました。パワーには欠けますが、レシーブ力はついてきたので、おじ様方になめられることが減りました。コントロール力のない若者にも太刀打ちできます。

 

指の動きで成り立つピアノ演奏も似ていますね。弾く前に必ず鍵盤の上に指が垂直に乗っかってないときちんと打鍵できません。

次の音への準備が遅れないように指を鍵盤の上に運ばないといけません。隣ならそんなに難しくありませんが跳躍したり、指くぐりの所は難しい。それが長く繰り返されるとさらに難しい。難しいから焦って、あわてて弾いてしまうし、力んでおかしな力が入ってしまう。これの解決策は、指が垂直に打鍵できることが確認できるまでテンポを落として何度も練習するしかない。

 

結局のところ、バドミントンもピアノも上手くいっていないときは、パニック状態になってしまい、変な力が入っているようです。

力がないからシャトルが飛ばせないとずっと思っていましたが、この頃そうではないことがわかりました。(うんと小さい小学生でもきちんと習った子は飛ばせているのですから)正しい位置から、下半身でしっかり支え、まっすぐシャトルをとらえてラケットを振り抜けば誰でも飛ばせるのですね。(ただ、注意点が一つでも欠けると飛んでいきません)

 

ピアノも音が浮いて思うように出ないときは、きちんと打鍵できていなからですね。指の支えの筋肉(虫葉筋)を鍛えることが大事ですね。そのために、基礎練習が大事なのかなと思っています。それと同時に、座る姿勢にもっと注意を払わなければいけないなとこの頃、考えています。指が思うように動くためには、体幹がすごく重要で、プロのピアニストは背中の筋肉、肩甲骨が上手く使われているような気がします。指ではなく背中に意識を向けると、指の動きが変わります。最近は、手首が固くなることは減りましたが、腕の付け根あたりに力が入りがちで、それを回避できないかと試行錯誤しています。肩甲骨の動きがよくなると、指の動きもよくなるような気がしています。ヨガで肩甲骨の動きをよくするポーズをやった後、ピアノが弾きやすくなることがあります。ただ、座り方や背中の筋肉がどの状態がいいのかはまだよくわかりません。支える部分と力を抜く部分の体の使い分けができれば、自由自在に弾くことができるのだろうなあ…。

 

そんなこんなで、毎日、あれこれ模索中です。でも、これが楽しい!

好きな曲を気ままに練習し、中断し、再開しといったことをマイペースでできるから。ずっと好みの曲を弾き続けることもできるし、飽きたらやめればいい。誰の指図も受けないで、遊べるピアノって、時間の有り余っているシニアには最高の趣味ですね。

 

バドミントンは、いろいろな年代の人と触れ合えるし、なんといっても気持ちよくショットを決めた時の気分がいい。そして、運動をすると気持ちがスカッとします。ただ、疲れるので週2回が限度かな。

 

話はあちこちしましたが、いろいろなことに関わる中で、共通点を見えてくるのが面白いなと日々、感じています。