量が足りない | 私のピアノライフ  with classical music

私のピアノライフ  with classical music

ピアノ練習、コンサート等で感じたことを気ままに語っていきます。

趣味として一番長く続けているのはバドミントン。

娘と地域の文化スポーツクラブに通ったのがことの始まりです。

娘が中学生になり他のスポーツの部活に入ってからは一人で参加しています。

当初、月2回の活動。たまにしかやらないため、いつも次の日は筋肉痛。

このスポーツクラブもなんとか10年以上続き、ふたこま選択できるようになり、活動が週1になったのが、4、5年前。

たぶん、このクラブで一番長く続けているのは、コーチとして教えている人と私だと思う。

人の出入りはちょくちょくあり、後から始めた人でとても上達した人(40代の女性)がいました。

ある日、その方と話をする機会がありました。実は他のところでもバドミントンをしていて、なんと週3回、やっているとのこと。

そして、地域のクラブの方は退会するつもりだと話してくれました。

 

ちょうど、週1回の練習(実際、選挙や地域の祭りがあるとできないし、日曜は用事も入ることが多い)が物足りないなと感じていたので、他でもできないかなと、訊いてみました。

 

そんなこんなで、今はほぼ週2回、バドミントンをしています。

そして、確かに最近、以前より上達したなと感じます。コーチをしてくれるおじさんの存在も大きいです。

2年ほどかけて、バックサーブが打てるようになりました。(あきらめる人も多いですが、やり続けているうちにできるようになりました。)

打ち方の基礎もまだまだですが、前より楽に打てるようになったし、動いて拾えることも増え、けっこうねばってラリーを続けられるようになりました。

筋肉痛もなくなりました。時々、ラケットで手や足をたたいて打ち身で痛いことはありますが…。

 

次にピアノの話をします。ピアノをもう一度、趣味として取り組もうとしてから、5年ほど、経ちました。

仕事をしていた時は、思うように時間がとれず、欲求不満気味でした。

仕事をやめた当初は、コロナ禍でもあり、かなり長時間(7時間ぐらい)弾いていました。最近は、年をとったせいもあり、長くて4、5時間。バドミントンの日は3、4時間ぐらい。出かける日も可能な限り、5分でも10分でもピアノを触っています。

 

少しでも前に進みたいと思ったら、続けること、そしてかなり時間を費やすことが必然だと思うのです。

量か質かという話は、かなり上手な人がいう話であってアマチュアのほとんどは量が足りない!

長年、やっていても全く上達しないのは、単に向き合う時間が足りないのではないかと思うのです。

どんなにいい先生やコーチに習ったとしても、自分自身が前向きに取り組まなければ何も得られないと思う。

 

一つのことに向き合えば向き合うほど、次々に課題が出てきます。そして、今までわからなかったことが見えてきたり、その奥深さに魅せられたりします。

 

いつもプロを見て思うのです。スポーツ選手でもピアニストでも私には見えていない物が見えているのではないか?。

そのプロが見えているものに少しでも近づけたらいいなと。