プロの掟 | 私のピアノライフ  with classical music

私のピアノライフ  with classical music

ピアノ練習、コンサート等で感じたことを気ままに語っていきます。

毎日が日曜日の生活になってから、好きなことを存分に楽しんでいるのですが、どれも大きな壁が立ちはだかります。

そして思うのは、プロって凄い!

そして、プロって素人以上に、細かなことに気を配っているんだなあ。

 

今、ピアニストの牛田智大さんが、おんともウェブに毎月、コラムを連載しているのですが、内容がとても素晴らしい。音楽に関する話は私にはちょっと難しくてなんとなくわかったようなわからないような…。

その後の普段の生活の話は、理解できます。今月は、移動中は寝ないようにしている食べられるときに食べるという話がありました。

移動中に寝ないのは、うっかり寝てしまって首の寝違えを起こさないようにするためなんだそうです。身体の重心や背骨がずれると鍵盤に対する手の位置が狂ってしまって、ミスタッチにつながりかねないと語っていました。

移動と言えば、大谷翔平さんが、去年、WBCの時、アメリカから日本へ帰国する時、チャーター便を使っていました。その移動に4、5千万かかったそうですが、これも最高のパフォーマンスをするための必要経費ということでしょうか。

 

コンサートツアーはあちこち移動するわけですが、思うように食事ができない時がよくあるそうです。それなので、食べられるときには何でも食べておくようにしているんだそうです。

 

単に「移動は大変ね」と思っていましたが、いろいろなことに気を使っているんですね。本当にプロって凄い!

 

どの道のプロもずっと鍛錬を続けている、スポーツ選手はケガとの戦いでもある。どれだけ体、酷使しているんだろう?

そして、有名になればなるほど、日頃の行いも注目される。ちょっとしたことで、パッシングされる。精神的にタフじゃないとやっていけない。

 

プロっていうのは、やはり選ばれた人しかやっていけない世界なのね。

 

プロのようにうまくピアノが弾けたらと思うけど、憧れているぐらいの方が幸せなのかもしれない。

 

レッスンにも行かないで、これだけピアノを弾くのを続けられているのも時々、プロの生演奏を聴いているからだと思う。

あの美しいピアノの音に少しでも近づきたいという思いを抱かせてくれるから。