あわてない | 私のピアノライフ  with classical music

私のピアノライフ  with classical music

ピアノ練習、コンサート等で感じたことを気ままに語っていきます。

家事はするけど、現役時代のような仕事はしていないので、毎日、ほぼバドミントンとピアノのことを考えています。他の趣味は、ヨガや英会話は言われた通り、やるだけですが、バドミントンとピアノはいろいろ思い悩みます。なんせ、スポーツは負けてばかりだとつまらないし、ピアノもずっと弾けないままだとやっぱり惜しい。

 

バドミントンは長年、やってきている人に少しばかり助言をもらっています。そして、いつも言われるのが「あわてない」

他には、「振りにいかない」「止まって打つ」。

 

バドミントンの羽根は軽くて空中を漂っている時間が長い。あわてて振りにいくより、相手の動きを見てコートのすき間に落とすのがポイントだということが最近、わかりました。動き出すタイミングも初心者は早すぎるか遅すぎるかのどちらか。

 

そして、遅いと「(ラケットを)振りにいってしまう」。振りに行くとまず、当たらない。空振りになってしまう。

動き出しが遅いと、つい、「動きながら打ってしまう。」そうすると、たいていネットに引っ掛けるかオーバーしてしまう。

 

バドミントンで言われることが、ピアノにも当てはまることに気づきました。

ちょっと速いパッセージや複雑な動きをするところだと、ついついあわてて弾いてしまう。だから、弾けない。ゆっくり、難しい部分は繰り返し、覚えこませると、全く弾けなかった部分が流れるようになる。

 

アルペジオや指くくりは音を外しやすい。どうやら、弾く前に鍵盤に指がのってない。準備ができてないのに無理に弾こうとするから音がはまらない。鳴る音を出すためには、指は鍵盤と同じ方向、並行に置いてないといけないようだ。

 

ピアニストの動画で指の動きを見ると、鍵盤の上で無理なく動かしている。鍵盤に吸い込まれるような感じ。私の指は、つい鍵盤の上で暴れてしまう。

 

「止まって打つ」ことを意識してから、力のない私でもけっこう威力のあるショットが打てるようになった。ピアノでいったら、これは体幹が安定することなんだなと思う。

 

今、目指すのは、体幹の安定と、指を鍵盤の上に置いてから、弾くこと。