(この記事の写真は本文の内容との直接の関連はありませんが、賑やかしに入れています。)

 

こんにちは。

一恵@リアルタイムです。

 

 おとといの夜、突然映画を見に行きました。

この映画は5月27日に全国の19館でのみ、一回だけ上映されました。

 

 

 この日は特別な日だったんですよ。

ZARDの坂井泉水の命日。もう17年も経ったんですね。わたしは彼女が亡くなったときのショックを記事にしています。(↓)

 

 

 

 

 更に、三年前には彼女の紡ぎ出すことばについての展示も見に行きました。(↓)

 

 

 

 

 元々メディアへの露出の少ない人だったので、亡くなる前と後の存在感のギャップがあまりなくて、今でも生きているみたいで、喪失感がなくて、ファンのままでいます。新曲は出ないけど。

 

 

 5月27日は朝普通に出かけて、美術館を見て、お昼を食べて、着替えて2時頃に帰って来ました。そして、ネットを見ていてこの映画のことを知りました。

 

 

 当日じゃ間に合わないかと思って調べたら、どこも夜の上映で、それも一回こっきり。ここは東京に住んでいるメリットですが、30分以内に行ける映画館がありました。19時半からの上映。

 

 

 ネットで席の状況を見たら、まだ大丈夫。相方に確認したら行かないというので、すぐにひとり分のチケットを購入しました。ちょっと夕食を早めにしてもらい、楽々間に合いました。着替える暇はなかったのでB面のままですけどね。

 

 

 映画は「ZARD LIVE 2004 What a beautiful moment Tour」というもので、ZARDが行った唯一の全国ライブツアーの映像です。

 

 

 ライブの最初に「初めまして~、ZARDのライブにようこそ~。楽しんで行ってください」みたいなことを言うのも、あまりメディアに出ない彼女らしい。

 

 

 わたしはこのライブツアーのことを知りませんでした。どうしてかと思ったら、当時わたしは日本にいなかったのね。アメリカにいたときのことだったんですね。

 

 

 彼女が亡くなる3年前のツアー。東京国際フォーラムでのパフォーマンスを中心に、全国のライブシーンも散りばめて、映像の中の彼女はきれいで、元気で、歌声はいつもよりパワフルでした。まさか、この三年後に亡くなるなんて。

 


 ツアーは大阪から始まって、東京、神戸、福岡、名古屋、仙台、青森などなど、全国を回って最後はまた東京に戻って日本武道館で打ち上げだったんですね。

 

 

 映画館の大音響でライブのノリで聴けるんですが、8割方埋まった席のお客さんたちはお行儀よくおとなしく映画を見ていました。

 

 

 映像の中の観客と一緒に立ち上がって手を叩きながら聴けたらよかったのに。クイーンの「ボヘミアンラプソディ」では足踏み、拍手、歌声OKの上映回がありましたよね。

 

 

 今回気付いたのは、ファンなら当たり前かも知りませんが、意外と歌える歌が多いということ。わたしも結構聴いていたんですね。大音響にまぎれてこっそり歌っていました。

 

 

 わたしの大好きな「You and Me」もあったのは嬉しかったです。あまり有名な曲じゃないから。いずれにせよ、2時間近くもZARDの音楽に浸れて幸せでした。最近は2時間も続けて何かに没頭することなんてないから。

 

 

 そして、彼女はいつも通りのシンプルな装いで化粧っけもなさそうにも見える表情で歌っていました。彼女が大切にしている歌詞がテロップで出るのもよかったです。

 

 

 黒のTシャツに黒のパンツとジャケットで、髪を後ろでひとつに結んで歌う彼女は、本当にきれい。また来年もあったら、是非、彼女に会いに来たいです。

 

 

 内容と関係のないわたしのお見苦しい写真ばっかりだったので、お口直しに彼女の美しい写真をどうぞ。わたしと比べないでね。

 

 

合掌。