コーセーの上期決算は前年同期比10.5%増。”大谷効果”はありました! | 化粧の日本史ブログ by Yamamura

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◆エンジェルズの大谷選手を起用したキャンペーンは大成功でした!

 

こんにちは、山村です!

 

3月と4月のブログに、

「コスメデコルテ」と「雪肌精」のプロモーションに、

エンジェルズの大谷翔平選手が登場した話題を書きました。

 

 

ちょうどWBCで大谷選手が大活躍した頃で、

その後、”大谷効果”がどれほどあったのか

気になっていたのですが、

8月上旬にコーセーから上半期の

売り上げに関する発表がありました。

 

それによると大谷選手を起用した

「コスメデコルテ」のリポソームシリーズは

引き続き好調ビックリマーク

 

その他にも「ワンバイコーセー」、

「ジルスチュアート」「アディクション」、

欧米中心に販売している「タルト」も好調で、

上半期の連結ベースでの売上高は

前年同期比10.5%増の1442億円キラキラ

 

当初の日本の売り上げ目標は対前年5.5%増

だったそうで「プラス5%分は大谷効果だった」

という、取締役経理部長の話がWWDジャパンの

記事になっています。

 

 

2022年の決算を見ると、コーセーの

年間の総売上が2891億円。

その中で、海外比率は43.6%とかなり高く、

海外展開がうまくいっているように見えます。

 

私の記憶では、今から30年ほど前、

1990年代の化粧品会社の勢力図は、

1位が資生堂、2位カネボウ、3位ポーラ、

4位コーセーという順でした。

 

しかし2006年に花王がカネボウ化粧品を

買収して2位に浮上。

 

さらに2015年頃にポーラとコーセーの売上高が

逆転したことで、

現在は1位資生堂、2位花王、3位コーセー、

4位ポーラとなっています。

 

実は、年間の売上高が1千億円を超しているのは、

日本の化粧品メーカーではこの4社のみ。

 

数十年の間、ずっと1位を保っている

資生堂はさすがというしかないですが、

近年のコーセーの勢いはかなりのものビックリマーク

 

その勢いが、大谷選手の起用といった、

ビッグプロジェクトにつながっているのでしょう!!

 

大谷選手は右ひじの手術から、

順調に回復しているというニュースが、

9月24日にも流れていました。

 

来年グラウンドに戻ってきてくれるのを、

私も心待ちにしていますドキドキ

 

次回は10月6日頃更新予定。