【失敗しない地方移住】物件購入する前にやること | 都会出身者が語る、わたしの新潟田舎暮らし

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2018年4月に夫婦で東京都から新潟県へ移住。
夫は田舎育ち、私は都会育ち。日々感じたことをのんびりと書いていきます。

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前回は地方移住するときに賃貸アパートをオススメするお話をしました。

 

賃貸のアパートじゃなくて、物件購入して住みたい!という方もいるかと思います。

 

ちょっと待ったーーー!!!

 

親戚がいる地域に引っ越すなら別ですが、何も繋がりが無い状態でいきなり物件を決めるのはハイリスクです。

失敗をしないためにも、物件購入する前に以下のことをリサーチしましょう。

 

①移住先の地域の雰囲気が合うかどうか[重要]

②そもそも生活が合うかどうか

③雪の問題があるかどうか

 

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①移住先の地域の雰囲気が合うかどうか[重要]

 

これが一番重要です。

地域ごとに住む人が違えば雰囲気も異なります。

以下が実際にあったものや他の地域にあったものです。

 

・そもそも移住者があまりいなくて受け入れられにくい雰囲気

・地域の活動には絶対に参加しなければならない(欠席だと出不足金を払う)

・ローカルルールがある

・地域内で派閥がある

・ママ友の雰囲気が独特

 

夫がいろんな地域の方とお仕事をする機会が多かったので、地域ごとの違いを知った時には驚きました。

どういう雰囲気の町内なのか、どういう方がいるのか、リサーチするのを強く勧めます。

実際に住んでいる人(同年代に聞くとなお良し)や、先輩移住者に聞くのが最適解です。

 

私たち夫婦も自分たちが住みたいと思える地域を探すために時間をかけました。

最初は賃貸アパートに住み、2年半後に魅力を感じた町内と良い物件に出会えたため引っ越しました。

幸いその地域に住む先輩移住者がいたので様子を聞いて情報を集めました。

また畑を借りたことで地域の方とも関わる機会があり、知り合いも増えました。

結果、町内トラブルはありません。

 

②そもそも生活が合うかどうか

 

初めて住む地域に行くのなら、そもそもどのような生活になるのか分からないと思います。(実際私もそうでした)

仕事、日々の生活、買い物、気候、ご近所付き合いなど、もしかしたら今住んでいるところと大きく変わる可能性もあります。

私たちの場合生活圏内にスーパーや買い物ができるところに住み、まずは田舎の生活に慣れることにしました。

 

理想と現実のギャップが埋められず、元の生活へ戻ったという話も少なくありません。

いきなり物件を購入してしまうと、もし合わなかったときに動けなくなってしまいます。

 

③雪の問題があるかどうか

 

小千谷市は新潟県の中でも豪雪地域です。

場所によっては3m以上雪が降ります。

小千谷市でも山間と市街地では1m以上降る量が違います。

そうなると出てくるのが除雪問題。

・屋根の雪をどう処理するか(家の雪下ろしが必要か、落下型、融雪型、耐雪型などタイプがある)

・雪を捨てるところは近くにあるのか(無ければどこかに運ぶか、流すか、積むか)

・近所の道路には消雪パイプがあるのか(消雪パイプとは水が出て雪を溶かしてくれるシステムのこと)

・家の前は除雪車が通るのか(通らないとなると自力でやらなければならない)

・そもそも雪かきができる体力があるか(できなさそうならばアパートの方が良いかもしれません)

 

一年の半分は雪と一緒の生活になります。

雪が原因でトラブルになり得るのも事実です。

実際に住んでみないと分からないのもありますが、土地や建物だけではなく、季節によって変わる周辺環境のリサーチも重要です。

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物件を購入する前にリサーチした方が良いことを3点お話しました。

これらを見極めるためにも、最初は賃貸物件に住みながら本命の物件を探すということが失敗しない方法だと思います。

住みたいと思う地域と物件に出会えますように🍀

 

紫陽花、いくとぴあ食花

もうすぐ紫陽花の季節ですね!夫が撮った写真😊