旅客サービス、この差は一体何なのでしょうかね? | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

生粋の福岡県人である僕は年に数回のペースで東京方面へ出掛けています。


移動手段はJR、

それも激安の企画乗車券としてお馴染みの『青春18きっぷ』を使う関係で否が応でも在来線の快速・普通列車に限定されます。

しかも現在は夜行の快速列車が廃止されたことにより、ひたすら「乗りっぱなし」状態、

更には往復共に静岡県沼津市での宿泊、いや仮眠が必要不可欠となります。


ただ、最近はJR西日本のエリアに於いて新型車両が投入されたことで僕のような旅人は勿論のこと、沿線住民の方々からも歓迎されています。

その新型車両は「227系電車」と呼ばれ、2015(平成27)年3月のダイヤ改正で広島都市圏にデビュー、

2019(平成31)年の3月に実施された平成時代最後のダイヤ改正を以て広島都市圏を走る電車は全て227系に統一されました。


銀色の車体に赤色の帯が巻かれている広島都市圏の227系は


通称「レッドウィング」



車体の帯だけでなく車内の座席も赤色系であり、


これはプロ野球セ・リーグの広島東洋カープ世界遺産・厳島神社の大鳥居を意識しています。


車内は扉間に2人掛けの快適な転換クロスシート、車端部にはラッシュアワーに対応したロングシートを設置したレイアウトとなっています。



沿線の方々はお判りでしょうが、JR西日本・山陽本線の広島駅(広島市南区)〜五日市駅(同・佐伯区)間は「押しくら饅頭」状態、

従ってロングシートは必要不可欠です。


その一方でラッシュ時を除いては補助席が使えますので


JR西日本の優しさが伺えます。


そして昨年2023(令和5)年の7月22日(土曜日)、

JR西日本エリアでは新たに岡山都市圏に於いても227系がデビューを飾りました。


こちらは銀色の車体に岡山県の特産品である桃を意識したビンク色の帯が巻かれているので


通称「うらら」



車内のレイアウトは広島都市圏の「レッドウィング」と殆ど同じながらも扉間の転換クロスシートが1脚少なくなっています。



沿線の方々はお判りでしょうが、同・山陽本線の岡山駅(岡山市北区)〜倉敷駅(岡山県倉敷市)は「押しくら饅頭」状態、

ラッシュ対策に於いて一層の余裕を持たせていますが、その時間帯を除けば「レッドウィング」同様に補助席が使えますよ。


当然のことながら「レッドウィング」や「うらら」といった新型車両が登場すれば今までの古い車両は淘汰されますが



JR西日本は古い車両が主役だった頃より、昔ながらの「直角4人掛け座席」


新車レベルの転換クロスシートへリニューアルする努力を行っていました。



中には車内全体が新車と遜色がない車両も存在しています。

この手のリニューアル車両、広島都市圏では消滅しましたが、岡山都市圏ではまだまだお目にかかれますよ。


ところで我が地元・福岡に所在するJR九州の場合は、と言いますと…、

車両自体は新しめなものの、所謂「都市圏」に関しては


転換クロスシートを半分近く取っ払った車両


それに


補助席を取っ払った上で


転換クロスシートをロングシートに改造した車両


この様なサービスダウンが顕著化していますが、車端部の座席に於いては従来通りなので


せめてもの救いと思わなければならないでしょう。


原因は鹿児島本線・小倉駅(北九州市小倉北区)〜博多駅(福岡市博多区)間のラッシュ対策であり、

9両編成の列車でも常に立席が出ています。

しかしながら、同じJRグループでもJR東海の東海道本線・豊橋駅(愛知県豊橋市)〜名古屋駅(名古屋市中村区)〜岐阜駅(岐阜市)間の混雑は

JR九州の小倉〜博多間とは比較にならないほど激しく

尚且つ途中駅に於けるホーム長さの関係で最長8両に制限されていますが


転換クロスシートでの快適な旅客サービスを維持しております!!



旅客会社6社、貨物会社1社から成るJRグループ、

それぞれの考え方があると思いますが

果たしてこの差は一体何なのでしょうかね?





私は福岡県在住の「特定社労士」こと特定社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktk様の活動を誇りに思っております!!

私の事務所のホームページです。