現代版「綜芸種智院」 帰り道 | 福岡の団塊ジュニア世代進路アドバイザー特定社労士・山本幸司のブログ

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生粋の福岡県人である「特定社労士」こと特定社会保険労務士によるブログです。

2018(平成30)年12月17日(月曜日)、

朝5時に目を覚ました私は『ポパイ  名古屋駅前店』を後にして名古屋駅へ向かいます。



名古屋始発の下り一番新幹線「のぞみ」95号は6時20分発、

まだ室内灯も付いていません。



時間が時間だけに駅構内は閑散としています。



太閤口の待ち合わせスポット・銀時計が指している時刻は丁度5時半、


これから名古屋始発の下り一番列車である5時39分発の大垣行き普通列車に乗ります。




名古屋の街とも本当にお別れ、

これより直方まで長い道のりが続きます。



大垣ではすぐに乗り換えずに途中下車をしました。

何故ならば今年の3月、大垣駅の南口に完成したばかりの親水広場「水都の泉」にて



大垣の美味しい銘水を空のペットボトルに汲むためです。



大垣駅界隈の水汲み場、

北口にある従来からの「水都北口オアシス」と合わせて2ヶ所となりました。



私もよく利用した駅ビル『大垣アピオ』はこの8月を以て閉鎖、


現在は『アスティ大垣』として生まれ変わるために改装工事の段階です。



『アスティ大垣』は2019(平成31)年の4月下旬にオープン予定とのこと。


平成時代に間に合うことを願っています。


大垣からは6時52分発の米原行き普通列車へ



近江長岡(滋賀県米原市)付近で見えた名峰・伊吹山には霧がかかっていました。



JR東海とJR西日本の分岐点・米原では接続時間が僅か2分ながら姫路行きの新快速列車に何とか座れました。



近江八幡(近江八幡市)の駅前スーパーはかつて存在した北口の『平和堂  近江八幡店』から南口の『イオン近江八幡ショッピングセンター』にとって代わられています。



8時29分、米原から丁度1時間で京都(京都市下京区)に到着、

京都駅の「新幹線口」である八条口を出て


行きつけである『やよい軒  京都駅八条口店』へは徒歩で7、8分ほど、


いつものごとく370円の納豆朝食にありつけました。



『やよい軒』の定食は朝食を含め白ご飯のお替わりが自由なので重宝しています。


『京都駅八条口店』で満腹となったあとは弘法大師・空海ゆかりの世界遺産である東寺へ


残念ながら国宝の大師堂は修理中であり



参拝はプレハブ作りの仮堂で


東寺名物・金200円の護摩木を奉納する場所も


大師堂ではなく毘沙門堂に変更されていましたが



両界曼荼羅の平成版が展示されている食堂(じきどう)や


有名な五重塔(金堂)は


そのままの姿だったので安心しました。


ところで空海と言えば我が国で初めての私立学校とも言える「綜芸種智院」を創設した人物、


その跡が東寺と京都駅との間に位置する西福寺にあるというので是非とも訪問しなければなりません。



空海が活躍した平安時代の教育機関としては大学・国学といった国立学校があったものの、当時の厳格な身分制度によって一般人が学問を志すことは非常に困難でした。



そのような人達に門戸を開いたのがこの綜芸種智院、


社会人の方々を幅広く受け入れている産能大学・産能短大をはじめとした通信教育の大学・短大と重なる部分があります。


学べることに感謝して京都駅に戻り、11時15分発の姫路行き新快速列車の人となります。



京都からは複々線、

道路風に言いますと「片側二車線」なので走行中に先行列車を追い越すシーンが見られます。



一例として京都駅を6分前の11時09分に発車した加古川(兵庫県加古川市)行き快速列車は高槻(大阪府高槻市)の手前で


新快速に抜かされてしまい


高槻到着は新快速のほうが早くなります。



この複々線の終点は西明石(兵庫県明石市)、


京都駅から約100kmの地点にあります。


姫路駅では名物「まねきのえきそば」の中でも一番贔屓にしている450円のとり天えきそばを口にして


播州赤穂行きの普通列車に途中の相生まで乗ります。



英賀保(あがほ、姫路市)では兵庫県立姫路商業高校の最寄り駅、

ホームには高校生が目立っていました。



相生からは岡山行き普通列車へ


瀬戸(岡山市東区)は相生~岡山間に於ける主要駅の1つです。



岡山駅の手前となる西川原・就実(岡山市中区)はその名の通り


すぐ後ろが就実大学・短大、


この駅はこの3月に開業から10周年を迎えました。


岡山駅前のイルミネーション「おかやま桃太郎まつり  モモタロウファンタジー2018」はまだ点灯前、


14時台では無理もありません。


30分ほど時間があったので岡山駅構内の商業施設『さんすて岡山』内にある


イズミ系列のスーパー『ユアーズ  岡山駅店』にて


母親の大好物である「開きままかりの酢漬け」と「ままかり煮干し」を買いました。



岡山から15時09分発の糸崎行きに乗って最初の駅である北長瀬(岡山市北区)は2005(平成17)年10月の開業なので西川原・就実と同じくまだ新駅の部類、


2015(平成27)年に移転開業した岡山市立市民病院とはペデストリアンデッキで結ばれています。



本土と向島とを結ぶ尾道大橋が左手に見え


尾道(広島県尾道市)の次となる糸崎着は16時41分、


ここから岩国までは行き道と同じく西日本豪雨による減便ダイヤとなりますが、本来の16時43分発大野浦行き普通列車は4駅先の岩国まで延長運転をしますので


不謹慎ながら助かります。


岩国行きは三原(三原市)で10分間停車し


次は本郷、


西日本豪雨の際には孤立集落となった地域もありました。


広島から超満員となった車内も


宮島口(廿日市市)を過ぎればだいぶ空いてきます。



岩国での接続時間は僅か1分ながら米原と違い、新山口(山口市)行き普通列車には余裕で座れました。



徳山(山口県周南市)での停車時間は12分、


徳山駅界隈のイルミネーション「周南冬のツリーまつり」と


周南市立徳山駅前図書館との組み合わせは1年目、


今年の節分の日(土曜日)に開館し、すっかり周南市の顔となった図書館にはクリスマスツリーが飾られていました。



新山口からは21時18分発の下関行き普通列車


下関からJR九州となり、22時28分発の小倉行き普通列車


小倉22時54分発の門司港発南福岡(福岡市博多区)行き普通列車


折尾23時25分発の直方行き普通列車


以上の順に乗り継いで23時45分、終着駅・直方に到着、

直方駅の改札をくぐったのは僕1人でした。




最後になりましたが、齊藤勇二先生をはじめ『産業能率大学とマネジメント』のスクーリングにてお世話となった皆様方に厚く御礼を申し上げます。



〈追  伸〉

『丸善名古屋本店』で購入した母親へのプレゼントは筑摩書房の『文庫手帳』、


おかげさまで無事に渡すことが出来ました。





私は福岡県在住の「社労士」こと社会保険労務士です。


私は2012(平成24)年の11月から4年間に渡り

「合格基準が透明な社労士試験」

「受験生の努力が報われる社労士試験」

の実現を目指して日々奔走されていたtktkさんの活動を誇りに思っております!



私の事務所のホームページです。