SwitchBotロックは2022/11/30の時点で手ぶら解錠機能を持っていません。 小型で価格が安く手ぶら解錠機能を持つSESAMEには勝ち目がない感じです。 でも遠回しにSwitchBotロックでも手ぶら解錠が出来るのではと試してみました。
まずボットとリモートボタンを購入しました。
リモートボタンでSwitchBotロックを解錠することができるのがポイントです。 リモートボタンをボットで押してやればいいって事ですね。
ボットのトリガーにはIFTTTのジオフェンスを使います。 自宅に近づいたらIFTTTからボットを操作してリモートボタンを押してSwitchBotロックを解錠するという流れです。 ジオフェンスは自宅の半径40mくらいに設定しました。
さて結果はどうでしょう? ・・・・・・・・・・・・・・・帰宅しても玄関は解錠されていませんでした。 まあ予想はしてました。 SESAMEでも同じ理由で解錠されない事が多いので。
スリープ中のスマホはバッテリー消費を抑えるモード(deep DOZE)になっているためGPSがリアルタイムに動いていません。 なのでジオフェンスの半径が小さすぎるとスマホがジオフェンス内に入ったことを認識する前に玄関に着いちゃうんですね。 多分ですがジオフェンスの半径1kmくらいにすれば確実に手ぶら解錠に成功すると思いますが1kmは遠すぎですね。
IFTTTはWi-Fi接続をトリガーにすることも出来ます。 自宅SSIDに接続されたらボットを作動させるという方法も使えるという事です。 しかーーーしdeep DOZEはWi-FiのSSIDサーチ周期もゆっくりにしてしまうようでジオフェンスと同じ事が起きます。
という事でSwitchBotロックの手ぶら解錠は可能だが実用レベルにはならないという結論です。
<余談>
SESAMEでは手ぶら解錠を使える人と使えない人がいました。 iPhoneの人は使えてる人が多かった様です。 Androidは機種によって使える使えないが分かれる感じ。 deep DOZE中にGPS等をどのくらい動作させるかはスマホメーカーが決めているそうなので使える使えないの差はそのせいだと考えています。