コースで、長期で関わっている方の中に、
時々、
「うまくいき始めた矢先に、体調を崩したり
トラブルが起こったりして、ストップがかかる」
ということが起こるひとがいます。
本人にしてみたら、なかなかショックなことです。
「せっかく、自分の人生を歩み始めたのに。
うまくいきはじめたな〜、という感覚だったのに。」
・・・と。
感情としてショックなのはOKなのですが
（感情は抑えなくていいってこと）
現象としては、進む方向が間違っているとか、
足止めをくらっているわけではありません。
長年、長期で関わるひとを観察していると、
これ、ある種の自然現象かな・・・と
思うようになりました。
元気になると、
以前の状態では消化しきれなかった痛みが
浮上してくるのです。
ひとって、なかなかうまくできてまして、
自分を抑えて生きていたら、
抑えている範囲内で感じられる痛みだけ
感じるようになっているのですね。
元気になると、残り物が浮上してくる。
事件も、未消化の痛みをガツン！！と
かち割るような役割なのですよね。
体調崩したりするのはイヤなものですが、
問題視せずに、やり過ごしていると消化されます。
すると、一層、心身ともに軽く元気になっているのです。
「前に進める心身」になるのだよ。
トラブルとか、外側の事件として起こる意味は、
また考察してみようと思います。
いまのところ、
「なんか、そういうことって、あるね」
と、捉えていますよ。
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