あなたの犬は幸せですか | ヤマガラ家のシーズー日記

ヤマガラ家のシーズー日記

愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

これは、ずばり一昨日読み終わった本のタイトルです。
年末に図書館から借りてきたもの
コロンの皮膚病もあって
犬の病気の本とか
応急処置の本とか
いろいろ借りて読んでて、やっと読み終わりました。

原題はCeasar's Way (シーザーの方法)

シーザー・ミラン(Ceasar MIllan)とメリッサ・ジョー・ベルティエ著

簡単に言うと
ワンコの扱い方について書いた本です。

シーザーという訓練士による訓練がアメリカで放映され
その後2007年にも日本でもBSで放映されたということなんだけれど
BSが見れない我が家では、その情報もありませんでした。

この訓練士が引き取り、矯正して里親に預けられるようにする方法を
主として書いているのだけれど、
犬種がピットブルとかロットワイラーといった
屈強なワンコを対象にしているところがほとんどなので
シーズーという、かなりおとなしい犬種には
あまり、あてはまらないかもしれないけれど、
なるほどな~と思うところはここそこにありました。

例えば、問題犬がいた場合
「わたしが犬にするのはリハビリです。訓練は人間のほうにします」という言葉

問題がある場合は、
たいてい飼い主の飼い方に問題があることが多いということを
ずばり指摘していると思うのです。

そして、我が家で問題になった「噛み付き」ですが、
これは私のリーダー性の欠如だったということに他ならないのです。
そして、本にはリーダーとはどうあるべきか、を書いています。

「穏やかで毅然とした態度」

がリーダーに常に求められるわけです。
私はルーシーに甘すぎて、毅然としていなかったのでは、と思いました。

去勢する前のコロンも
どちらかというと、
他の犬から常に私を守っている感じがあったので
私はリーダーとしてみられていなかったように思うのです。

群れはリーダーが率い、リーダーが守るものですからね。

この本を読んで
私は、自分がリーダーになるための必要なものを理解したように思います。
そして、私がリーダーになることで
コロンはもっと安心でき(長生きできる)、
ルーシーはいい子になれるのです。

犬との接し方の本はけっこう読んできましたが
この本は犬を愛しつつも、きびしく接する方法を書いています。
そして「群れ」の重要性とか、犬を人間として(あるいは赤ちゃんとして)扱わないことなど
今までの自分のまちがいに気づかされました。

タイトルにあるように、
何がワンコにとって一番幸せなのか、も書いてあります。

よくある、ワンコのかわいがり方の本とはずいぶん違うので
興味のある方は読んでみてください。