昨日は友人のグループ展と
高島屋でやってる愛知県立芸大の
先生方とその教え子達の作品展を観てきました。
友人も県立芸大の出身なので、
高島屋に出品してもいいのですが
彼女はしません。
私の志望大学でもあったわけですが
3浪の途中であきらめた大学でした。
というわけで
どちらもいわくつき(友人のグループもおそらくみんな芸大出)なので
とても興味深く観てきました。
友人らの作品は
芸術は爆発だ~に近い作品ばかりで
自分の想いをぶつける作品ばかりでした。
タイトルは理解しがたく
作品の意図はなんだろう、と解説してほしいな、と
思う作品が多かったです。
抽象的な作品は直感的なものが多いので
私はこういうのは
好きか嫌いか、で観ます。
別に自分の好みでなくてもいいと思っています。
一方、芸大の人たちのは
大学が院展系列のためか
院展そうろうな作品ばかりでした。
大学へ行ってたら教わったであろう先生の作品
一緒に浪人していたときに描いていた仲間の作品
くせとか、作風がわかっているので
一応わかりましたが
全体に個性を感じませんでした。
みんな、こんな雰囲気で描かなければいけない、みたいな
何かがありました。
2つの作品展を同じ日に観て
自分が大学へ行っていたら
どっちに進んだんだろう?
それとも全然別な道へ行っただろうか?とか思いました。
私は今夫に支えられて
そこそこの生活をしていますが、
作品を作っている人達の生活は
たぶん、カツカツな人が多いと思います。
材料費も設備費(友人の方は陶芸や工芸もあったので)もかかります。
そして、それらはバカにならないのです。
大学に行かなかったから
就職して(その前は新聞配達もしましたヨ)
海外にも行けました。
大学に行っていたら
今も製作を続けていただろうか?
あんなに必死に一日中描いていたけれど…
いろんなことを考えました。
一応名古屋へのお出かけだったので
昨日も着物
母の桜(梅かもしれない)の着物
合わないかも~とおもいつつ〆た博多帯
この帯は着物を着始めた頃
思わず、買っちゃったんですが
自分のイメージに合わない帯でした。
私の持ってる着物に合わないので
とても合わせ難いのです。
帯が粋すぎます。
そして、私は粋ではありません。
粋な着物も持っていません。
帯び合わせの難しさを学んだ一品です。
2つの作品展を観た後
高島屋内にある文の輔茶屋で
軽いお昼を頂きました。
ホットケーキです。
寒い日だったので、あたたかいものがいいと思っていたら
セットのドリンクは冷たいものばかりからの選択でした。
そして抹茶アイス付 945円
ちょっと高いな~と思いながらも
ここはお抹茶系はとてもおいしいのと場所が場所なだけにしかたありません。
留守番しているワンコのため
大急ぎで帰りました。