2024-05-09 岐阜百山⑤2日目後半 藤島山、尾城山 | 二人の山旅ブログ

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全国の名山、地元遠州の山を登っています。
2017年12月、食道ガン発現、アチコチ転移、治療を経て経過観察中です。
山行記録詳細: http://yamanikki.girly.jp/

岐阜百山5回目の遠征、2日目後半の記録です。

藤島山、尾城山を登りました。

 

この藤島山、尾城山は尾根続きの山です。

主峰が尾城山で、その南西尾根の途中に藤島山があります。

 

二山の山頂は好対照です。

藤島山は暗くて陰気な感じです。

尾城山は東屋広場があり、明るく、展望抜群、地元が観光地として力を入れている感じです。

 

****藤島山****

桜峠から舗装林道を西進し、登山口となる藤島峠に着きました。

藤島峠、藤島山の道標はありません。

国地院の地図にも記載がありません。

 

取付き点は笹で覆われ分かりずらいです。

尾根に上がれば、道はハッキリします。

●行く先  藤島山(フジシマヤマ、白川町)
●山行日  2024-05-09(木)
●メンバー 妻と私
●コース  国土地理院

●登山行程 全行程=2:00
1:00 藤島峠(11:00)→(12:00)藤島山
0:45 藤島山(12:15)→(13:00)藤島峠
●登山概略
・藤島峠登山口を出発
何処が取付か、先人の踏み跡がある筈。

・・・ウロキョロ、ジロリ、ジロリ。

多分ここだ、少し登るとハッキリしだします。

黄色のテープの巻かれた棒が近くにあります。

*この目印は峠越え道の印?ヤブで確認できません。


・笹の尾根道

入口がヤヤ深かっただけで、尾根は低笹です。

ヒノキの林を、アップダウンしながら登って行きます。


・雑木林の尾根

ヒノキの林がメインですが、雑木林もあります。

新緑が日に当たって美しいです。


・アップダウン

小さなアップダウンを繰り返しながら、登って行きます。

ココはP874標高点の先の小ピークの下りです。

 

・木間の展望

展望は殆んどありません。

この程度でも貴重です。

トンガリピークは井出ノ小路山1840の手前、夕森山1597でしょうか?

 

・最後のアップダウン

前衛ピークP930で方向転換、少し下って登れば山頂です。



・藤島山にて

周囲は雑木林、二等三角点があるのみです。

虫もいません。



・下山開始

帰りのアップダウンは楽です。

でも、どんな小さなアップでも、足取りは重いです。



・藤島峠に帰着

往きと同様、笹を漕いで下ります。


夕方まで、まだ時間があります。

尾城山を登れる時間です。

有本の奥の登山口に向かいました。

****尾城山****

当初、東白川村のテクテクマップで紹介の、曲坂登山口から最短で登ることを考えていました。

 

でも、YAMAP、山渓、個人とかの記録を見ると全部、有本からでした。

何故だろう?ひょっとして・・・

 

という事で、手掛岩山を登る前に、曲坂の奥まで行ってみました。

大きな砂防堰堤の先の分岐で、ダートに変わりました。
尾城山登山口4.2Kmの道標があります。

少し入ってみましたが、多少荒れています。

こりゃー止めた方が良さそうだ。

 

という事で、右に倣え、皆さんと同じ、有本コースを登ることにしました。
林道が苦にならない根性のある方なら、車でも、馬でも良いでしょう。

私たちは根性なし、馬もありません。

●行く先  尾城山(オシロヤマ、白川町)
●山行日  2024-05-09(木)
●メンバー 妻と私
●コース  国土地理院

●登山行程 全行程=1:50
1:00 有本登山口(14:00)→(15:00)尾城山
0:30 尾城山(15:20)→(15:50)有本登山口
●登山概略
・駐車地と登山口

正式な駐車場は無いようです。

登山口は舗装地方道のカーブにあります。

カーブ路側、わずかなスペースに止めました。

奥が登山口です。

山頂マデ2.4Kmの道標があります。

 

・佐見川沿いに

登山道は佐見川沿いについています。

最初は右岸を行きます。

写真は、佐見川に流れ込む枝沢を渡る鉄板橋です。

水はありません、橋は無くても問題ありません。

子供たちの登山用かも。

 

・ひのきの林

ヒノキ、ヒノキ、ヒノキ、広い川原まで植林されています。

 

・佐見川を渡る

佐見川本流の涸沢を鉄板橋で渡り、左岸に移ります。

ココも、橋が無くても問題ないです。

至れり尽くせりです。

 

・源流に近付く

源流部カールに入り、何処が右岸なのか、左岸なのか、中洲なのか?と言う道を登って行きます。

 

・山頂まで1.2Km

ココで半分来たことになります。

あと半分です、頑張りましょう。

 

・苔岩道

カールは苔岩で埋め尽くされ、美くしく感じます。

水持ちが良く、湿度が高いカールなんでしょう。

下りのスリップに注意です。

 

[苔岩斜面]

苔、コケ、苔、コケコッコー

苔ないように。

 

・山頂マデ0.6Km

近付いてきました、アレに。

ソレにではありません。

 

・尾根直下を登る

佐見川源流標識が出て来ました。

ヤヤ急登、一番、苦しい所です。

あとチョットです。

 

・尾根にのる

山頂までアト200mです。

 

・見えた、着いた

オッ!藪かと思ってたけど、ナント展望広場があるではありませんか。

東屋、パノラマ板も設置されています。

標高1133.0、白川町・東白川村の最高峰です。

シンボルなんでしょう。

 

・尾城山にて

山頂標識が立派です。

二等三角点が設置されています。

左に尾城山サミット開催記念碑標柱が立っています。

全校登山記念標柱もあります。

 

[尾城山サミット]とは

広報ひがししらかわヨリ切り抜きしました。

境界3町の首長が、記念標柱の”土入れ”をしたようです。

 

・山頂展望

素晴らしい景色が展開しています。

[北北東~北東方向]

左が日本山岳会選定の日本三百山、小秀山(日本二百名山)。

小秀山の右の肩に木曽御嶽山。

右が明日行く予定の、唐塩山(木の後ろ)~北高時山(右端)。

 

御嶽山を拡大

 

[北東~東方向]

北高時山(中央左)を中心に南北に続く峰です。
北(左)は唐塩山、小秀山に続く無名峰。
南(右)は高樽山、井出ノ小路山(雲の中)です。

右手前は北夕森山・雨乞棚山です。

 

[西方向]

東白川村方向です。

パノラマ板によると、名古屋市街地も見えるそうです。

春霞、薄曇で良く見えません。

 

・苔岩帯を下る

安易に苔岩に足をのっけては行けません。

コケタラ痛いです、特に岩は。

滑らないように。

 

・登山口に下山

戻って来ました。

今日は4座、これで終わりです。

 

この後、峠を越え、加子母(カシモ)に下りました。

加子母の街に入る手前、林道にぶち当たる所からは、ダートでした。(工事中、近々舗装されるのかも。)

 

ダンプカーに追いかけられながら国257を南進、付知に行き、スーパー:スマイルで食料を調達、倉屋温泉おんぽいの湯で入浴しました。

加子母に戻り、カエルがゲロゲロ鳴く、唐塩山・北高時山の登山口で泊まりました。

明日はいよいよです。

 

2024-05-10 岐阜百山⑤3日目 唐塩山、北高時山に続く