岐阜百山5回目の遠征、2日目後半の記録です。
藤島山、尾城山を登りました。
この藤島山、尾城山は尾根続きの山です。
主峰が尾城山で、その南西尾根の途中に藤島山があります。
二山の山頂は好対照です。
藤島山は暗くて陰気な感じです。
尾城山は東屋広場があり、明るく、展望抜群、地元が観光地として力を入れている感じです。
****藤島山****
桜峠から舗装林道を西進し、登山口となる藤島峠に着きました。
藤島峠、藤島山の道標はありません。
国地院の地図にも記載がありません。
取付き点は笹で覆われ分かりずらいです。
尾根に上がれば、道はハッキリします。
●行く先 藤島山(フジシマヤマ、白川町)
●山行日 2024-05-09(木)
●メンバー 妻と私
●コース 国土地理院
●登山行程 全行程=2:00
1:00 藤島峠(11:00)→(12:00)藤島山
0:45 藤島山(12:15)→(13:00)藤島峠
●登山概略
・藤島峠登山口を出発
何処が取付か、先人の踏み跡がある筈。
・・・ウロキョロ、ジロリ、ジロリ。
多分ここだ、少し登るとハッキリしだします。
黄色のテープの巻かれた棒が近くにあります。
*この目印は峠越え道の印?ヤブで確認できません。
・笹の尾根道
入口がヤヤ深かっただけで、尾根は低笹です。
ヒノキの林を、アップダウンしながら登って行きます。
・雑木林の尾根
ヒノキの林がメインですが、雑木林もあります。
小さなアップダウンを繰り返しながら、登って行きます。
ココはP874標高点の先の小ピークの下りです。
・木間の展望
展望は殆んどありません。
この程度でも貴重です。
トンガリピークは井出ノ小路山1840の手前、夕森山1597でしょうか?
・最後のアップダウン
前衛ピークP930で方向転換、少し下って登れば山頂です。
周囲は雑木林、二等三角点があるのみです。
虫もいません。
帰りのアップダウンは楽です。
でも、どんな小さなアップでも、足取りは重いです。
往きと同様、笹を漕いで下ります。
夕方まで、まだ時間があります。
尾城山を登れる時間です。
有本の奥の登山口に向かいました。
****尾城山****
当初、東白川村のテクテクマップで紹介の、曲坂登山口から最短で登ることを考えていました。
でも、YAMAP、山渓、個人とかの記録を見ると全部、有本からでした。
何故だろう?ひょっとして・・・
という事で、手掛岩山を登る前に、曲坂の奥まで行ってみました。
大きな砂防堰堤の先の分岐で、ダートに変わりました。
尾城山登山口4.2Kmの道標があります。
少し入ってみましたが、多少荒れています。
こりゃー止めた方が良さそうだ。
という事で、右に倣え、皆さんと同じ、有本コースを登ることにしました。
林道が苦にならない根性のある方なら、車でも、馬でも良いでしょう。
私たちは根性なし、馬もありません。
●行く先 尾城山(オシロヤマ、白川町)
●山行日 2024-05-09(木)
●メンバー 妻と私
●コース 国土地理院
●登山行程 全行程=1:50
1:00 有本登山口(14:00)→(15:00)尾城山
0:30 尾城山(15:20)→(15:50)有本登山口
●登山概略
・駐車地と登山口
正式な駐車場は無いようです。
登山口は舗装地方道のカーブにあります。
カーブ路側、わずかなスペースに止めました。
奥が登山口です。
山頂マデ2.4Kmの道標があります。
・佐見川沿いに
登山道は佐見川沿いについています。
最初は右岸を行きます。
写真は、佐見川に流れ込む枝沢を渡る鉄板橋です。
水はありません、橋は無くても問題ありません。
子供たちの登山用かも。
・ひのきの林
ヒノキ、ヒノキ、ヒノキ、広い川原まで植林されています。
・佐見川を渡る
佐見川本流の涸沢を鉄板橋で渡り、左岸に移ります。
ココも、橋が無くても問題ないです。
至れり尽くせりです。
・源流に近付く
源流部カールに入り、何処が右岸なのか、左岸なのか、中洲なのか?と言う道を登って行きます。
・山頂まで1.2Km
ココで半分来たことになります。
あと半分です、頑張りましょう。
・苔岩道
カールは苔岩で埋め尽くされ、美くしく感じます。
水持ちが良く、湿度が高いカールなんでしょう。
下りのスリップに注意です。
[苔岩斜面]
苔、コケ、苔、コケコッコー
苔ないように。
・山頂マデ0.6Km
近付いてきました、アレに。
ソレにではありません。
・尾根直下を登る
佐見川源流標識が出て来ました。
ヤヤ急登、一番、苦しい所です。
あとチョットです。
・尾根にのる
山頂までアト200mです。
・見えた、着いた
オッ!藪かと思ってたけど、ナント展望広場があるではありませんか。
東屋、パノラマ板も設置されています。
標高1133.0、白川町・東白川村の最高峰です。
シンボルなんでしょう。
・尾城山にて
山頂標識が立派です。
二等三角点が設置されています。
左に尾城山サミット開催記念碑標柱が立っています。
全校登山記念標柱もあります。
[尾城山サミット]とは
広報ひがししらかわヨリ切り抜きしました。
境界3町の首長が、記念標柱の”土入れ”をしたようです。
・山頂展望
素晴らしい景色が展開しています。
[北北東~北東方向]
左が日本山岳会選定の日本三百山、小秀山(日本二百名山)。
小秀山の右の肩に木曽御嶽山。
右が明日行く予定の、唐塩山(木の後ろ)~北高時山(右端)。
御嶽山を拡大
[北東~東方向]
北高時山(中央左)を中心に南北に続く峰です。
北(左)は唐塩山、小秀山に続く無名峰。
南(右)は高樽山、井出ノ小路山(雲の中)です。
右手前は北夕森山・雨乞棚山です。
[西方向]
東白川村方向です。
パノラマ板によると、名古屋市街地も見えるそうです。
春霞、薄曇で良く見えません。
・苔岩帯を下る
安易に苔岩に足をのっけては行けません。
コケタラ痛いです、特に岩は。
滑らないように。
・登山口に下山
戻って来ました。
今日は4座、これで終わりです。
この後、峠を越え、加子母(カシモ)に下りました。
加子母の街に入る手前、林道にぶち当たる所からは、ダートでした。(工事中、近々舗装されるのかも。)
ダンプカーに追いかけられながら国257を南進、付知に行き、スーパー:スマイルで食料を調達、倉屋温泉おんぽいの湯で入浴しました。
加子母に戻り、カエルがゲロゲロ鳴く、唐塩山・北高時山の登山口で泊まりました。
明日はいよいよです。
2024-05-10 岐阜百山⑤3日目 唐塩山、北高時山に続く