2022-10-16 東北100名山 高松岳(泥湯三山)、川原毛地獄 | 二人の山旅ブログ

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全国の名山、地元遠州の山を登っています。
2017年12月、食道ガン発現、アチコチ転移、治療を経て経過観察中です。
山行記録詳細: http://yamanikki.girly.jp/

東北百名山の山旅、5日目、最終日は高松岳です。

泥湯三山の小安岳・高松岳・山伏岳を歩くミニ縦走です。

 

天気に恵まれ、素晴らしい紅葉、大展望の中を歩くことが出来ました。

これぞ東北の山、登山者も多々来ていました。

”終わり良ければ、すべて良し”

です。

 

 東北百名山完登までアト7座です。

モウ寒いので来年にします。

来年も10月頃にしようかと思います。

 

この日から3日後にPET-CTの結果と血液検査があります。

血液検査でどんな結果出るか・・・

血球、特に酸素供給系の値に大きな影響が出ていました。

リンパ球が下がって、好中球が上がっていました。

疲れからでしょう。

食道ガン転移108 経過観察 2022-10-19 PET→、CEA5.3↑

 

川原毛地獄見学記録

前日、通り道にある川原毛(カワラゲ)地獄を見学しました。

泥湯温泉の近く、山伏岳登山口の所にあります。

恐山立山とともに、日本三大地獄の一つです。

先ず、チョットご紹介します。

 

・県道310秋の宮子安線の紅葉

県道310秋の宮小安温泉線は山岳道路で車が結構通ります。

道幅は1.5車線、幅広です。

紅葉がすごかったです。

曇りでした、日が射していればモット良かったでしょう。

 

・川原毛地獄入口

案内板が立っています。

チョット離れた所に、見学者用の広い駐車場があります。

 

・地獄遊歩道へ

辺りに硫黄臭が立ち込めています。

前方ピークへは、危険ガス発生中で、通行止めでした。

 

・地獄遊歩道を下る

もう少し行ってみようと、観光客に交じって下って行きます。

 

・地獄ピーク展望地へ

写真中央左が展望地です。

あそこまで下ります。

 

・地獄ピーク展望地

展望地に下り、ピークを見上げました。

まるで雪山です。

入口に近い右の方で、噴煙が出ています。

 

・お釜

ピークの裏側にある、小さなお釜です。

県道から写しました。

 

泥湯三山縦走記録

 

行く先   泥湯三山(高松山など):秋田県湯沢市

山行日   2022-10-16(日)
メンバー  妻&私の2名

コース   国土地理院

登山詳細  HP 二人の山旅 に掲載

登山行程  全行程=7:10

4:00 地獄P(6:40)→(7:00)泥湯登山口(-)→(9:20)小安岳(9:30)→(10:40)高松岳
2:50 高松岳(11:00)→(12:20)山伏岳(12:40)→(13:50)川原毛地獄P
登山概略

・川原毛地獄駐車場を出発

左の泥湯温泉に向かいます。

右が川原毛地獄、秋の宮温泉方面です。

 

・県310を下る

前方は、朝日を浴びる高松岳です。

右端に山伏岳が見えています。

なんか、スグ登れそうです。

甘い!

 

・泥湯温泉

県310を下る途中には泥湯温泉も見えます。

登山者の車もチラホラ見えます。

 

・泥湯高松岳登山口

泥湯温泉の手前に登山口があります。

手動カウンターがあります。

各自1回だけ押します、1回です。

不正はダメです。

 

・尾根斜面道

こんな斜面を、ずっと、稜線まで登って行きます。

かなり長く感じます。

 

・新湯通過

モウモウと湯けむりが立っています。

ここから湯をひいているのでしょう。

直接入ったら?

”茹で人”となることでしょう。

熊さんの湯でステーキです。

 

・所々で展望

登って行く途中、所々で高松岳が見えます。

高松岳は三つのピークから成っています。

かなり登ったガレからの景色です。

右端に山伏岳が見えています。

 

・水場

チョロですが、斜面から染み出しています。

山土で綺麗に濾過されています。

飲めば黒い腹も濾過されるでしょう。

白い腹は透明になります。

ホントです。

 

・小安岳分岐

稜線に着きました。

ここを左折し、小安岳に向かいます。

 

・小安岳へ

少し登ればあの頂に立てます。

頑張りましょう。

 

・小安岳の山頂にて

 

 

・小安岳山頂の展望

360度の大展望です。

泥湯三山で最も景色がいい頂です。

 

西側:

左から高松岳、山伏岳、右端の遠くに鳥海山が見えます。

高松岳~山伏岳の稜線の奥に、神室連峰が見えます。

 

北~北東側:

中央奥に焼石岳が見えます。

和賀岳も見えているような・・・?

 

東側:

その右には栗駒山が見えます。

左端に続く峰は東山(トウザン)です。

栗駒山の前は石神山です。

 

・石神山分岐ピークへ

小安岳稜線分岐に戻って、前方の石神山分岐の小ピークを越えて行きます。

 

・高松岳へ1

前方は第1小ピークです。

左奥のトンガリが高松岳展望地山頂です。

その右に小さく避難小屋がみえています。

そこが国地院、最高点山頂です。

 

左には虎毛山が見えます。

虎毛山の左に、雲ががかった須金岳が見えます。

右端の奥は、神室連峰で雲がかかっています。

ここらだけが晴天域のようです。

 

・高松岳へ2

第1ピークから第2ピークへ。

その先が山頂です。

避難小屋の所が最高点山頂、左のトンガリが展望地山頂です。

山頂標柱は展望地山頂にあります。

三角点はないです。

 

・川原毛地獄遠望

右手の眼下には川原毛地獄が見えます。

右上は水沢市方面です。

 

・高松岳最高点山頂

国地院の山頂で最高点です。

避難小屋が占拠していて、展望もありません。

少し南に行った所に展望地山頂があります。

 

・高松岳展望地山頂へ

あそこが地元指定、展望地山頂です。

 

・高松岳展望地山頂にて

ここは避難小屋より十数m低いです。

展望はソコソコいいです。

狭い山頂に、十名近くの登山者がいます。

ヤヤ蜜状態です。

 

・高松岳展望地山頂の景色

中央が一昨日登った、雲のかかった須金岳、右が昨日登った虎毛山です。

この時間、モウ見飽きた風景です。

簡単な食事をして出発です。

 

・高松岳展望地山頂を去る

栗駒山を前方に、山頂を去ります。

この直ぐ下に、虎毛山への縦走路分岐があります。

 

・山伏岳へ

避難小屋に戻って、前方の山伏岳に向かって、鞍部に下って行きます。

山伏岳の奥に、重なって見えているのは鳥海山です。

 

・鞍部に下る

紅葉の灌木帯、一部湿地があります。

ここで見つけました。

ホッカホッカの💩を。

今朝のようで、湯気が立っているような。

でも、登山者が行き交っていますので、昼間は大丈夫です。

もしかしたら、人間かも?

私ではありません。

 

・山伏岳を登る

左手に、雲のとれた神室の山並みを見ながら、登って行きます。

写真は、前衛ピークを越えようと登っているところです。

 

・岩場を通過

最後の登り、コース中、唯一の岩場です。

足場が少なく、コケが生えています。

ウントコショ、ドッコイショ。

 

・山伏岳山頂直下の展望

山伏岳の直下まで登って来ました。

後ろは歩いてきた尾根です。

 

・山伏岳にて

ここが、今回遠征の最後のピークです。

 

・山伏岳の展望

西側が大きく開けています。

眼下に、「秋の宮温泉」の湯けむりが見えます。

奥の山並みは神室連峰です。

 

上の写真の右側の景色です。

鳥海山が大きな裾野を広げています。

 

・下山開始

絨毯模様の大展望の尾根を下って行きます。

目指すは、眼下に見える川原毛地獄です。

 

・紅葉の尾根道を下る

灌木帯に入ると、紅葉真っ盛りの道になります。

八幡平、秋田駒ケ岳などの紅葉もいいですが、ここも素晴らしいです。

 

・山伏岳登山口に下山

川原毛地獄の直ぐ近くです。

ここから、県310を少し歩き、川原毛地獄駐車場に戻ります。

 

・川原毛地獄駐車場に戻る

川原毛地獄入口前を通り帰着です。

これで今回の東北遠征は終了です。

ご苦労様でした。

左端、奥に我々の車があります。

出入りが激しいので、長時間駐車の場合は、奥に邪魔にならないように駐車しましょう。

 

この後、再び秋の宮温泉に戻り、国108仙秋サンラインを走りました。

仙台の手前、大和ICから東北自動車道にのり、延々10:00強走り、翌日の午前1:00前に浜松に帰宅しました。
眠い!

 

以上