2022-10-15 東北百名山 虎毛山(トラゲヤマ:秋田県湯沢市) | 二人の山旅ブログ

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全国の名山、地元遠州の山を登っています。
2017年12月、食道ガン発現、アチコチ転移、治療を経て経過観察中です。
山行記録詳細: http://yamanikki.girly.jp/

東北百名山の山旅、四日目は虎毛山です。

昨日、登った須金岳とは、谷を挟んだスグ北に位置します。

今回の山旅で一番期待していた人気の山です。

 

紅葉と高層湿原、そして展望、期待通りの山でした。

特に山頂付近の紅葉はすごかったです。

山頂部がすべて紅葉に染まり、絨毯模様でした。

これを目当てに、登山者もたくさん登りに来ていて、駐車場は満車、路駐の車もありました。

 

行く先   虎毛山:秋田県湯沢市

山行日   2022-10-15(土)
メンバー  妻&私の2名

コース   国土地理院

・赤倉沢出合駐車場~地点Aまで

 

・地点Aから虎毛山の山頂まで

登山詳細  HP 二人の山旅 に掲載

登山行程  全行程=8:00

4:15 P(7:00)→→(8:10)渡渉点(-)→(10:20)P1234分岐広場→(11:15)虎毛山
2:50 虎毛山(12:10)→P1234分岐広場→(13:50)渡渉点→(15:00)赤倉沢出合P
登山概略

・赤倉沢出合駐車場を出発

?、ゲートで何かやっている。

ゲート破り?

 

・ゲートのダイヤル錠

こら!と言おうとしたら

登山道整備のボランティアでした。

草刈り機などを運ぶため、車で林道を走るようです。

 

・林道を暫く歩く

前方に山頂が見えます。

数年前までは荒れた林道だったようです。

今は整備され、すこぶる状態は良いです。

近いうちに、登山者も車で走れるようになるかも。

 

・水場

トラの滴と名付けられた水です。

夏だったらガブ飲みでしょう。

今日の朝は冷えていて、腹に障ります。

帰りにいただくことにして、パスです。

 

・林道終点

ここが実質、登山口になります。

車でここまで入れると楽なんですが。

いや、来年にはここまで入れるかも。

ここからイヨイヨ、赤倉沢左岸沿いの山道になります。

 

・赤倉沢左岸沿いの山道を行く

出水でグチャグチャです。

右に行ったり、左に行ったり。

水たまりを避けて進みます。

パリコレのズボンの方は、スパッツが欲しいですね。

 

・赤倉沢滝

対岸に見える滝です。

雨の多い時にのみ現れる、珍滝かもしれません。

名付けて”虎のオシッコ#”です。

 

・赤倉沢の際を行く

時には沢際を行きます。

”ズボッ”と、いかないように注意しましょう。

 

・赤倉沢渡渉点

橋が壊れていて、岩伝い・壊れた橋を利用して対岸に渡ります。

流れがあり、少し深いです。

滑って沢にドボーン、ダイブしたら大変です。

 

・急登が始まる

赤倉沢を渡ると急登が稜線P1234分岐まで続きます。

630→1234≒標高差600mを一気に登ります、一気にです。

アップダウンは全くありません。

 

・ひのき林休息所

自然を活かしたベンチがあります。

お金をかけた立派なベンチより、こっちの方がいいですね。

 

・自然のモニュメント

案内板があります。

朽ちて、土に帰る過程の木です。

自然は素晴らしい。

大の字に横たわる人に似ているような・・・

 

・夫婦ひのき

夫婦の名を冠した松・杉は見かけますが、桧はめづらしいです。

まだまだ大きく、太くなりそうです。

樹齢何年でしょうか?

付近に子、孫はいないようです。

 

・山頂まで2.0Km地点通過

登れば登るほど、葉の色が濃くなってきます。

 

・ブナの林を登る

ここらは、かなり色づいています。

 

・P1234分岐休息所

稜線に出ました。

紅葉に囲まれた小広場です。

 

・山頂を前方に

見えました。

休息所の直ぐ先から、山頂が見え始めます。

山頂部全体がジュータン模様です。

キャー素敵!、スゴイ!、いいじゃん!

色々と表現できます。

 

・大展望地

そして大展望地に出ます。

明日行く予定の山伏岳~高松岳~小安岳、天下の名峰:栗駒山が見えます。

岩手山も・・・雲でした。

 

・山頂基部から山頂へ

基部から山頂間は、多少笹藪っぽくなります。

山頂に近づくと、低藪となり展望があります。

 

・山頂に到着

避難小屋の左、すぐ奥の所に山頂標柱があります。

 

・虎毛山の山頂にて

標柱の根元に二等三角点があります。

笹に隠れています。

 

・高層湿原

山頂から南に行くと、ここに出ます。

平坦な湿原で池塘群があります。

その先に昨日、登った須金岳が見えます。

木道は池塘群の少し先で行き止まりです。

 

・昼食

最近はこのパターンが多いです。

オムスビを利用した納豆ご飯です。

更にミネラル塩をふりかけいただきます。

カロリーメイトジェルも。

変な組み合わせですが、これで栄養万全です。

モウちょっと工夫が必要かな。

 

・下山開始

前方は、明日行く予定の高松岳方面です。

雲がかかっちゃっています。

 

・P1234分岐を通過

ここから渡渉点まで、急坂を一気に下ります。

尾根を真っすぐは高松岳方面です。

ロープが張ってあります。

 

・赤倉沢渡渉点を渡る

ここまで下れば、あとは赤倉沢に沿って、駐車場まで戻るだけです。

戻るだけと言っても、約1時間かかります。

 

・赤倉沢出合駐車場

朝は満車でしたが、今は歯抜けです。

皆さん行動が早い!

帰りに路駐の車を点々と見ました。

遅く来たのでしょうね。

人気の山です。

今の時期、早く来ないと駐車に右往左往です。

 

・秋の宮温泉map

直ぐ北の、秋の宮温泉に入浴に行きましたが、「秋の宮山荘」は休館中でした。

11/01から再開するとのことです。

「鷹の湯」は立ち寄り湯は休止中、「稲住温泉」は立ち寄り湯不可、門前払いでした。

仕方なく泥湯温泉に向かいました。

 

・泥湯温泉map

山岳道路で山越えし、泥湯温泉に行きました。

奥山旅館は入浴時間制限で入浴不可、小椋旅館はぬる湯で風邪をひきそう、とかで入浴を諦めました。

 

明日は泥湯温泉の高松岳登山口から登り、山伏岳登山口に下る予定です。

トイレのある、川原毛(カワラゲ)地獄駐車場で泊まりました。

地獄から流れてくる硫黄臭でプンプンです。

 

山中ですので、途中で買い出しをする所がありませんでした。

夕食はラーメンにしようか。

あれっ???、しまった!

ストーブは持ってきましたが、ガスボンベを忘れてしまいました。

ドジのドジ、大ドジです。

 

妻が忘れた時は、ボケ、ボケとあきれ返ります。

何時までも文句をブツブツ、ついでに日ごろの恨みも。

自分が忘れた時は・・・へっへっへっ。

妻もこれ幸いと口撃してきます。

それでいいんです、それで。

 

水は大丈夫です。

予備と「トラの滴」で満タンにしたのがあります。

夕食は残った非常食、翌日の行動食は、水だけでできる「携帯混ぜご飯」としました。

こういう時、携帯米は助かります。

遠征の時は、いつも車の中に入れています。

 

高松岳に続く