令和6年中央区議会第一回定例会では、「子どものクオリティ・オブ・ライフの向上」をテーマに質問や提案を重ねました。Quality of life=QOLとは、「生活の質」、「人生の質」を示す概念であり、主に医療や福祉の分野で用いられています。この概念は、ソクラテスの「なによりも大切にすべきは、ただ生きることではなく、より善く生きることである」といった哲学的追求にも関係しています。QOLは、物質的な豊かさに満たされた生活ではなく心身ともに満たされた生活に焦点をあてた考え方です。
生活の質を向上させる上で最も重要なことは、健康な生活を送ることです。生涯にわたって心も身体も健康で質の高い生活を送るためには、生きる上での基本である「食育」が何よりも重要です。生涯を通じた健康づくりのスタートとなる幼少期から切れ目ない食育を推進し、子どもの健全な食生活と生活習慣の定着を図っていくことが大切です。
【主な質問項目】
1、心と身体を育てる食育の推進について
2、子どもの朝食欠食と生活習慣病について
3、子どもの基本的な生活習慣の確立について
4、お弁当における食育の取り組みについて
5、家族の絆を深める共食の推進等について
6、子どもを育む親力の向上について
▽中央区健康・食育プラン2013
https://www.city.chuo.lg.jp/a0030/kenkouiryou/kenkou/shokuiku/shokuiku/gijiroku/kennkoshokuiku.html
▽令和5年中央区民の健康・食育に関する意識調査 報告書(概要版)
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/8165/5gaiyou4-2.pdf
▽中央区議会HP
https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/index.html
▽インターネット中継
https://chuo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=205