神社庁加賀支部参宮旅行(第一日) | 神主の独り言 Part2

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雅楽と白山をこよなく愛す神主のブログです。

今年も石川県神社庁加賀支部で、伊勢神宮新穀感謝祭の旅行に行って参りました。

毎年11月から12月にかけて、伊勢神宮崇敬会の主催によります新穀感謝祭が、各県の参宮団を迎えて行われています。

加賀支部では以前より、崇敬会の定めた参拝日に合わせての旅行を、2泊3日若しくは1泊2日の日程で毎年行っています。今年は11月16日~17日の1泊2日として行い、伊勢神宮の他は大阪方面に出向き、石切劔箭神社と住吉大社を参拝しました。

 

54名の参加者で、我々の乗る2号車は当社から出発しますが、加賀市内数カ所で参加者を集めて参りますので、出発は午前6時!先ずは私を含め5名の参加者で出発しました。

朝7時半には北陸道南条SAにて2台のバスが集合します。ほぼ予定通り南条SAを出ましたが、直ぐに滋賀県内で事故情報、つづいて竜王IC~栗東ICの通行止め情報が入り、大坂方面に向かうのに最適なルートを判断して、敦賀ICで降りて湖西道路で行く事に!(到着が30分ほど遅延する予定)

最近は高速道路じゃなくても、あっちこっちに道の駅ができていて、トイレ休憩は大丈夫です!この日も「道の駅 藤樹の里あどがわ」で休憩。藤樹の里ってのは、江戸時代の儒学者中江藤樹の出生地だからで、近くには中江藤樹を御祭神とした「藤樹神社」もあります。

 

・・・てなわけで、予定を30分ほど遅れて、東大阪市の石切劔箭神社に到着。

立派な神門です!

なんか鳥居と社殿の間で、人が回ってますね!

石切劔箭神社は地元では「石切さん」と呼ばれ、「でんぼの神さん」として親しまれています。「でんぼ」とは「できもの」の事で、今では癌封じの御利益があるとされています。

参拝者は、ここでお百度を踏んでからご社殿でお参りする習わしになっているそうです。(我々は回りませんでしたが・・・(笑))

ご社殿で正式参拝をします。

大阪ですので、浪速神楽も奉納され、式神楽が舞われました。

ここには小松天満宮の御子息の北畠さんも奉職しており、奥様と共に写真を撮らせて頂きました。

まあ、学生時代から一時、神道青年会の加賀小松の事業に一緒に奉仕したり、楽しく懇親したりしてましたので、旧知の仲間であります!

 

石切さんを後に大阪市内に入り、大阪城にほど近い中華料理の名店「東天紅」で昼食。

20階ということで、大阪城の眺めを期待しましたが、案内されたお部屋は反対側で・・・・・。

まあ、美味しい中華を堪能しました。(山椒のピリッと効いた麻婆豆腐が美味しかった(^^♪)

 

食事の後は住吉大社を参拝します。

住吉大社と言えばこの太鼓橋ですね!

結構急なんですが、皆さん登ってましたよ!!

国宝の御本殿は4殿あります。

奥から第一本宮、第二本宮、第三本宮、そして第三本宮の右隣に第四本宮があります。

 

本宮の奥にひときわ賑やかな末社「楠珺社(なんくんしゃ)」というお稲荷さんがあります。

毎月最初の辰の日にお参りする「初辰まいり」で賑わうそうで、毎月頂く「招福猫」を48体集めて満願成就となるそうです。

 

大阪を離れて一路鳥羽へ!

この日の宿泊は、「鳥羽シーサイドホテル」

ウィキペディアで調べると、客室数211室、収容人数1141名の巨大ホテルです!

もう何度も泊まっていますが、大きなくつろげるお風呂が3箇所もあって、3箇所とも入って来ましたよ!

夕食はこんな感じ

部屋からの眺めはこんな感じ

 

さて、つづきは後ほど