今年は氏子総代の半数以上が交代しましたので、もっぱら新しい総代さんに年間の行事予定などを説明し、5月4日5日の神幸祭、8日の例大祭の日程などを協議しました。
・・・で、新しい総代さんの中に、その方のおじいさんが昔神社の雇員や楽人をしていて、社殿竣工時の新聞記事の切抜きがあると言うので持ってきてもらいました。
![$神主の独り言 Part2-白山神社竣工慶賀記事](https://stat.ameba.jp/user_images/20100414/22/yama-hakusan/ec/35/j/t02200113_0800041110496684256.jpg?caw=800)
日付は入っていませんが、社殿竣工当時のものなので、昭和14年の記事だと思います。
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以前の白山神社社殿は、昭和6年5月の山中町大火で消失し、昭和8年に御造営の奉賛会が発会しました。
昭和12年にはその寄付金五萬弐千円を以て御造営を始め、14年に竣工します。
その社殿も社務所も当時のまま今も使っております。
社務所については、若干湿気の多いところに建っておりますので床下の痛みが激しく、過去に何度か補修工事を行っております。
御社殿はさすがに使用の材も良いのか、大きな痛みはありませんが、屋根の銅板は葺き替えております。
今後も社殿の維持管理には気を配らねばなりませんが、氏子地域の人口が減り続けているので、いろいろな護持運営の方法を模索していかなければなりません。
新しい氏子総代さんと共に頑張ります!