信州の旅 松本市内観光編 | やまちゃん1のブログ

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美術、映画、文学、グルメ関係のブログです。

善光寺がある長野市は中世宗教都市の趣きがありますが、


松本市は松本城の城下町で

ありながら、 


蔵や西洋建築が多い商都の顔

もあります



城下町でありながら寺院が少ないな、と思い調べると幕末の城主

『松平光則(みつひさ1828~1892)は、徳川譜代ですが土壇場で官軍に恭順し、維新後知藩事として祭政一致の王政復古に過剰に同調し、神仏分離・廃仏毀釈を強力に推進したため、市内の仏教寺院の大半を廃寺とし、帰農を促した。』そうです。



松本市内の建築物を鑑賞する



1919年に国宝となった「開智学校」



開智学校校舎は1877年に完成。約90年間使われた後、女鳥羽川沿いから現在の場所に移築され、博物館として公開されています。



開智学校の看板の両端に天使
その下に雲と龍


フォルムも色彩も、

なんともいえない可愛らしい

建築です


『大工たちは造るどころか、洋風建築を実際に見る機会もほとんどないような状態だったといいます。そこで、都会へ行って情報を集め、これまで培った技術と日本にある材料を駆使して、何とか西洋風を表現しようとしました。こうして、和風と洋風が混ざり合い、結果、どちらともいえない新しいものとして生まれたのが擬洋風建築です。校舎内には、廃仏毀釈になった全久院やその隣にあった浄林寺の部材が使われているところもあります。8枚ある「桟唐戸(さんからど)」は、框の中に桟を組み、その間に薄板や連子をはめた扉。浄林寺にあった飛龍の彫刻などがそのまま使われています。』



現在は補修工事中で、公開していません


隣の司祭館 公開中

こちらも可愛い




上土・大手界隈

レストラン ヒカリヤヒガシ

明治20年に建てられた商家「光屋」(国登録有形文化財)をリニューアルして和食レストランとして営業


上土(あげつち)地区

松本城の東側 東門前の馬出し廊の堀の土を上げたところから町名となる。惣堀の外の武家屋敷地
明治末期から庶民文化の先端を行くハイカラな街だったらしい


上土シネマ
1917年開業 2008年閉館
界隈には映画館が四五軒あったようです(すべて閉館)


白鳥写真館と下町会館


下町会館

パンセ小松

TVで紹介された「牛乳パン」の人気が爆発… 
店の反応は「牛乳パンの注文が多くなったので作るのを減らしました」とさ ……松本らしい?

松本ホテル花月


新聞販売店


珈琲茶房 かめのや

松本の老舗菓子店翁堂喫茶部を若者が改装したらしい 

天井、床を改装

店奥ガラス越しの小さな庭

残念なことにガラスが汚れて、雰囲気がだいなし、レジ周りも清潔感がない。 せっかくの店が、残念…

あとで紹介する「珈琲美学アベ」の専務(息子)の、喫茶店、客商売に対する向き合い方とは対照的か…



松本城界隈


フランス料理 鯛萬


レストラン アルモニービアン
(旧第一勧業銀行 松本支店)







赤羽コレクション

松本市出身の故赤羽道重・か代子夫妻寄贈の火縄銃や兵装品を収蔵

写真は、「指火式銃 大砲」馬や舟から打ったらしい…

天守から望む先に「開智学校」


六九(ろっく)通り

江戸時代に54頭の馬を飼育する六九厩がおかれたことが名前の由来
(6×9=54 ) かつては松本のメインストリートだったらしい
 
山屋御飴所 
1672年創業の飴屋さん


クラフト雑貨 10cm


minä perhonen Matsumoto

昭和初期の薬局にタイルを施工
レトロな趣きにオシャレでアートな店舗


女鳥羽川




映画「流浪の月」で松坂桃李の主人公が営む喫茶店

女鳥羽川沿いにある松本ガス所有の廃ビルにセットを作った


建物も楽しめる、

松本市内巡りでした


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