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東京都庭園美術館
6月1日から再開している東京都庭園美術館に行ってみました。
新館で、東京モダン生活という展覧会をやっていますが、当時の家具を置いた旧館(1933年に建設されたアール・デコ様式の旧朝香宮邸)見ごたえがあります。
親王の優雅な邸宅と言えば、古くは伊勢物語に登場する、源融(みなもとのとおる)の「河原院」四町四方の豪邸で、池に海水を入れ、鯛を泳がせ、塩も焼いたそうです。
近世では、桂離宮でしょう。そんな、優雅な邸宅の系譜に朝香宮邸があると思います。
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エントランス ルネ・ラリック ガラスレリーフ
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香水塔はアンリ・ラパンがデザインし、国立セーヴル製陶所で製作され、フランス海軍より朝香宮家に寄贈されたものです。朝香宮邸当時は上部の照明内部に香水を施し、照明の熱で香りを漂わせたという由来から、後に香水塔と呼ばれるようになりました。