地価の上昇率では、大阪市中央区心斎橋2の45.1%が全国トップらしい。
東京ではなく、大阪。
梅田や天王寺ではなく、心斎橋。
明らかに、中国人観光客の爆買いのおかげですな
国交省は、「訪日外国人観光客が増え、店舗などの収益が改善したため」と言っています。
大阪は東京よりも訪日外国人宿泊者数の伸び率が高く、地価の上昇率も膨らんだそうです。
<以下、時事通信>
国土交通省は22日、1月1日時点の公示地価を発表した。
景気の回復基調を反映し、調査した全国2万5255地点の平均は、前年比で0.1%上昇。リーマン・ショック後の2009年に下落に転じて以降マイナスが続いていたが、8年ぶりにプラスとなった。住宅地は0.2%下がったが、商業地は0.9%上がった。
東京、大阪、名古屋の三大都市圏は住宅地、商業地とも3年連続で上昇した。住宅地が0.5%、商業地が2.9%のプラス。東京都中央区銀座の調査地点では過去最高額を記録した。札幌、仙台、広島、福岡の4政令市から成る「地方中枢都市」は住宅地、商業地とも上昇率が三大都市圏より高くなるなど、地価上昇は地方へ広がりつつある。
同省は「外国人観光客の増加で店舗の収益性やホテル需要が高くなったことや、都市部でオフィスの空室率が低下したことなどが要因」と分析している。
10年連続で、全国で最も高い商業地となった東京都中央区銀座4丁目の「山野楽器銀座本店」の地価は、1平方メートル当たり4010万円。同地点で08年に記録した過去最高額(同3900万円)を上回った。