京都・亀岡暴走、元少年らに7400万賠償命令 | 山岸久朗オフィシャルブログ「正義は我にあり!!」Powered by Ameba

<以下、読売新聞>


京都府亀岡市で2012年4月、無免許運転の車にはねられて小学生ら10人が死傷した事故で、亡くなった横山奈緒さん(当時8歳)と小谷真緒さん(同7歳)の遺族計12人が、車を運転していた元少年(22)(有罪確定)と同乗者、それぞれの親ら計11人に、慰謝料など計約2億1500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁は18日、元少年と同乗者、元少年の親ら計5人の責任を認め、計約7400万円の賠償を命じた。

訴状では、元少年は2012年4月23日朝、軽乗用車を無免許で居眠り運転し、集団登校の列に突っ込み、横山さんと小谷さん、付き添い中だった別の児童の母親を死亡させ、児童7人に重軽傷を負わせた。同乗者2人は元少年が無免許で寝不足を知っていたとし、親は指導監督を怠ったとしている。

 事故では、元少年が自動車運転過失致死傷罪などで懲役5~9年の不定期刑が確定。同乗していた元男子大学生(22)は執行猶予付き懲役6月、元少年(22)は保護観察処分、車を貸した元少年(22)は罰金25万円がそれぞれ確定した。