子安賢吾(架空/投手/Aランク)
成長タイプ:晩成/普通
そう あこがれの野球選手は
もちろん 英雄 石井一久
143人目は架空Aランク左腕、 子安賢吾 投手です。
球威が高く制球が低めな左腕ということで、なんとなく石井一久を髣髴とさせる...思いきや、球速はMAX145キロ止まりと、なんだかよくわからないタイプの選手です。
それでも序盤の旧世紀23年から19年間在籍、主力級として活躍したこともあり、実力のあった架空選手として記憶に残っています。
活躍のほうはと言うと、3年目に新人王を獲得しますが、そこからはやや伸び悩み。
8年目からやっと先発に定着し、3年連続二桁勝利を挙げますが、11年目の旧世紀34年、実力はあるにも関わらずまったく先発の機会を与えられず、中継ぎでわずか31イニングの登板に留まります。
もしこれが石井一久だったら、ここでやる気をなくしてさっさと引退していたことでしょう。
しかし子安投手は違います。
ここから一念発起、西本投手と安田投手が衰えたので実力で先発の座を奪い返すのです。
それまでは3点台がやっとの防御率だったのが、3点台前半を記録するようになります。
キャリアハイはなんと38歳で記録、自己最多の18勝に、防御率も2点台一歩手前の3.08と、ベテランになってからのほうが成績がよかったです。
きっと若いころは石井一久に憧れ、MAX145キロにも関わらずストレートでブイブイ言わそうとして、通用しなかったのでしょう。
それがベテランになってから、石井一久がそうであったように技巧派のピッチングを心掛け、一皮むけたのだと思います。
そう あこがれの野球選手は
もちろん 英雄 石井一久
説明する人「説明しよう!”そう憧れの野球選手は・・・”の言い回しは、かの有名な名作漫画 寄生獣の作者、岩明均が描く、古代ギリシアを舞台にした大作歴史漫画ヒストリエの主人公、エウメネスの心の声として語られるナレーション、”そうあこがれの登場人物はもちろん英雄オデュッセウス”のパロディである。物語の冒頭や、転換期となる場面で語られており、とても印象に残るナレーションなのである。私は、ヒストリエの最終話は絶対このナレーションで締められると予想しているのである。」
説明する人「説明しよう!ヒストリエがわからない人は”よくもだました”でググればすぐにわかるはずだ!」
~子安賢吾~
<通算成績>
実働19年 規定投球回到達10回
441試合 2209イニング
186勝 61敗 2セーブ 防御率3.98
新人王
<キャリアハイ>
28試合 202イニング
18勝 4敗 0セーブ 防御率3.08
<年度別成績>