トミー(架空/外野手/Bランク)
成長タイプ:超晩成/急降下
続いては見るからにダメそうな風貌の架空外国人、 トミー 選手です。
新世紀155年、北村俊二選手(架空Cランク)との交換トレードで入団するのですが、
どういう意図があって獲得したのか、まったく覚えていません。
そのときの記録を振り返ってみると、外野手は磯部公一選手(近鉄)を中心に
佐竹学(オリックス)
中嶋英彦(架空Bランク)
横田良夫(架空Bランク)
がレギュラー争いをしているという状況でした。
佐竹、中嶋両選手は守備はいいが打撃が苦手で、横田選手は長打はあるが巧打が低いという感じで、能力的にアンバランスだったため、攻守にバランスの良い(特徴がないともいう)トミー選手を獲得したのだと思います。たぶん。
そんな移籍一年目は、ライバルの3選手が
佐竹選手 打率.275 5本塁打
中嶋選手 打率.271 4本塁打
横田選手 打率.274 3本塁打
と揃いも揃って右に倣えな成績でしたが、トミー選手も145打席で打率.262、1本塁打という、そもそもどういう起用法だったのかよくわからない成績に終わります。
完全期待外れですが、まあ見た目からしてダメ外国人顔なので、大して期待していなかったのでしょうが・・・
しかし移籍二年目、指名打者の枠が空いたこともあり、5番打者としてまさかのレギュラーに定着します。
ちなみに4番はミスタープロ野球、長嶋茂雄。
こんなの、ミスター敬遠しまくりだったでしょうね。
そんなこんなで残した成績は、
打率.276 14本塁打 85打点
なんとも言えない成績ですが、ライバル3選手も
佐竹選手 打率.264 2本塁打
中嶋選手 打率.259 3本塁打
横田選手 打率.261 11本塁打
とパッとしない成績だったので、ここはトミー選手の圧勝と言えるでしょう。
その後は高齢だったこともあって控えに戻り、4年目に引退となりました。
決して悪くはないですが、当たりというわけでもない、なんとも言えない成績。
そんなトミー選手の雄姿に、私はかつての名選手 キャリオン を思い出したのでした。
※マーク・キャリオン
1997~98年、千葉ロッテマリーンズに在籍した外国人。
メジャーでも実績十分な一流選手だが、97年の成績は打率.279、14本塁打、77打点と、トミー選手そのもの。
私の中では初代やきゅつくにおいて堀、初芝とともにクリーンナップを打ったことで有名。
~トミー~
<通算成績>
実働4年 レギュラー1年
314試合 779打数 211安打
.271 17本塁打 119打点 3盗塁
<キャリアハイ>
124試合 406打数 112安打
.276 14本塁打 85打点 3盗塁
<年度別成績>