田村勤(阪神現役/投手/Bランク)
93人目は阪神タイガース、 田村勤 投手です。
やきゅつく2での所属はオリックスですが、阪神枠でよいでしょう。
中継ぎ抑えだけは優秀だった90年代の阪神を代表する投手の一人です。
特に92年の活躍は圧巻で、田村投手が怪我で離脱しなければ、阪神の優勝も夢ではありませんでした。
怪我に苦しんだ現役時代でしたが、通算防御率が2.90なのはさすがです。
その老け顔から「たむじい」という愛称で親しまれました。
みずしな孝之先生の野球漫画「ササキ様に願いを」では
じゃんけんでおっさんのチョキ(親指と人差し指のヤツ)を出して
若者代表の戸叶投手がショックを受ける
というネタがありました。
このネタは田村投手ではなく木戸選手だったような・・・戸叶でなく永池だったような・・・
あいまいな記憶ですみません
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2021年7月12日訂正
おっさんチョキを出したのは
田村勤ではなく木戸克彦でした・・・
ショックを受けた若者は戸叶でも永池でもなく新庄でした・・・
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そんな田村おじさんは旧世紀44年に入団しました。
1年目から左の中継ぎとして登板し、3年目からは守護神に定着します。
4年目には
防御率1.95
32セーブ
でタイトル獲得とさすがの実力です。
6年目以降は久保康生投手(近鉄・阪神)が抑えに固定されたため中継ぎに戻り、
70試合前後の登板
2点台の防御率
セットアッパーとして活躍してくれます。
10年目を過ぎたあたりから衰えもあり、登板数は40試合ほどと減っていきましたが、防御率は変わらず安定。
引退した年も35試合に投げ、防御率こそ4.88とさすがに下げましたが、最後まで戦力として一軍に居続けました。
通算防御率3.24もなかなかの成績です。
現実晩年の田村投手はとにかく怪我との闘いで、投げてもワンポイントがやっとでした。
若き日の、快速球で相手打者をと三振に切ってとる、その気持ち良いピッチングを知っているファンからしたら、さぞもどかしかったことでしょう。
そんなもどかしさを吹っ飛ばしてくれるやきゅつく2でのたむじい。
たむじい無双に相応しい
活躍でした。
余談ですが、たむじいでググるとこんなHPを見つけました。
たむじいを語るにふさわしい、懐かしさを感じさせるHPで、思わず頬が緩みます。
http://milkygreen.sakura.ne.jp/index.shtml
http://milkygreen.sakura.ne.jp/dabun/tamujii.htm
~田村勤~
<通算成績>
実働14年 守護神3回
672試合 696イニング
49勝 27敗 132セーブ 防御率3.24
最多セーブ1回
<キャリアハイ(抑え)>
41試合 51イニング
4勝 1敗 32セーブ 防御率1.95
最多セーブ
<キャリアハイ(中継ぎ)>
71試合 87イニング
4勝 1敗 9セーブ 防御率2.58
<年度別成績>