選手名鑑92人目 小安利哉~脇役、主演、独立、その先は~ | やきゅつく2のブログ

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小安利哉(架空/二塁手/Bランク)

成長タイプ:普通/早め




強打者でユーティリティって、なんかいいですよね。

顔は怖いけど心は優しいみたいな、ゴリラみたいな、主演もできるけど脇役もできるみたいな、遠藤憲一みたいな。

やきゅつく2ではなぜか強打の二塁手にユーティリティが多いのですが、一番最初に起用したのが、 小安利哉 選手でした。


 

小安選手が入団したのは旧世紀78年。

 

 

ライバルは好守に小技が光る、高須洋介(近鉄)選手でした。

まずは82年に高須選手が二塁レギュラーの座をゲットしますが、翌年には強打を武器に小安選手がレギュラーを奪取します。

しかし85年に名手正田耕三(カープOB)選手が入団したことで、二塁のレギュラー争いは激化。

 

 

強打の小安選手、好守の高須選手、新鋭の正田選手の三つ巴の争いは、三塁小安選手、二塁高須選手からの正田選手という、きれいな形に収まりました。

もしも小安選手が二塁しか守れなかったら、正田選手の実力の前に消し飛んでいたことでしょう。

さすがユーティリティ、食い扶持には困りません。

 

 

三塁に定着後は毎年30本塁打以上を打ち、本塁打王のタイトルも獲得しますが、その分ユーティリティさは薄れていきました。

脇役でいい味だしていた人が主演でバリバリ活躍する、まるで長谷川博己さんのようです。

 

 

そしてやや衰えが見えはじめ、指名打者に回った91年オフ、FAで退団しました。

小安選手はおそらく守りでリズムをとるタイプだったのでしょう。

だから指名打者という立場に、納得がいかなかったのだと思います。

残留していれば、仮にレギュラー落ちしたあとでも、代打で出た後そのまま守備にまわるなど活躍の場があっただけに、その退団は惜しまれました。

しかし衰えタイプが早めなので、移籍先の球団でも長くは活躍できなかったことでしょう。

 

 

FA移籍さえしなければ・・・それはまるで野久保直樹さんのようでした。

 

 

・・・オチの名前が弱い?はい、私もそう思います。

 

 

~小安利哉~

<通算成績>

実働13年 レギュラー9年

1530試合 4749打数 1538安打

.324 358本塁打 1305打点 18盗塁

本塁打王1回

 

<キャリアハイ>

140試合 519打数 175安打

.337 44本塁打 156打点 3盗塁

 

<年度別成績>