こんにちは、訪問ありがとうございます

 

高校数学を学び始めてからに最初の関門が不等式だと思います。

 

不等号に=がつくのか付かないのか?

場合わけが丁寧に出来ているか?

 

ここで、引っかかってしまい、数学嫌いになる子も多く、

なかなか難しい問題が多いです。

 

過去の不等式の問題

2022年11月

 

2022年11月

 

2022年12月

 

2022年12月

 

 

今回、不等式第三弾

2023年6月

 

第一問は

x2+(a+2)x-a+1=0

が-2<x<0に範囲に

少なくても1つの実数解をもつような、

aの範囲を求めよ

 

下に凸の2時間数ですので、

範囲内に2つの解がある時

範囲内に1つだけ解がある時

範囲にちょうど乗っかる答えがある時

を丁寧に考えないと出来ません。

 

加えて、

大切なのが、判別式が0以上(最小値が0以下)

二次関数の軸

ですね。

 

今回は下に凸なので、

f(-2)が0より上、f(α)=0、最小値があって、f(β)=0

f(0)が0より上ですね。

 

この時、f(−2)とf(0)は0以上であり、最小値が0未満でも、

軸が−2から0の範囲にないと、

2つの実数解は、−2から0の範囲にないので注意です。

解が-10と-12なんて場合でもf(−2)とf(0)は0以上です。

 

下の解答の②の

0<βは不要

α<−2は不要というのは、

 

f(-2)×f(0)<0の時に、

0<β

α<−2

は、必ずこの条件を満たすので

かんがえる必要がないということです。

α、βがともに−2から0の範囲だと、

f(-2)×f(0)>0になってしまうからです。

 

軸も考える必要がありません。

 

なんでも、範囲を限定すればいいかというと、

考えなくて良い範囲は、

むしろ、計算などしてはダメです。

 

左は正攻法(緑のマーカーで囲った部分を足せば答えです。)

右は定数分離で解いています。

二次関数と直線y=−a x+aが

xが−2から0の範囲で交われば良いわけです。

 

 

 

第2問(長男くんからの直筆ラブレターラブラブ)

 

 

こたえ。

 

片方が1より大きい

ということは

1つは1より大きい

もう一つの解は、1を含んで良くて、1より小さい。

 

1を含んでも良いって所が

細かすぎて、

長男くんに❌をくらいました笑い泣き

 

写真の右半分は、先日落とし割れたIpad)

 

細かい場合わけですね、、、、!!

 

ちなみに、Ipadを落として壊してしまいました。

新しいのを5万円で書いました。

これまで、何度も落としてきたので、丈夫なやつだと思っていましたが

無敵ではなかったようです笑い泣き

 

不等式、なかなか細かくて厄介ですが、

場合わけ

図を使ったり、定数分離したり

実力が試される良い問題ですね。