主演ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)の視聴率が一桁台に突入し、今ひとつ伸び悩みを見せる中、俳優の木村拓哉さんの評価がなぜか“爆上がり”しているんです。

きっかけは、お笑いコンビ『霜降り明星』粗品さんの“キムタクターゲット発言”でした。

粗品さんは、6月13日に更新された『千原兄弟』千原せいじさんのYouTubeチャンネル『せいじんトコ』に出演。せいじさんから、宮迫博之さんとタメ口バトルを繰り広げたことについて「宮迫のおっさんも飽きられるやん。次誰?」と問われると、「芸人じゃないんですけどキムタク。結構手応えを感じています」と答えたんです。

粗品さんと木村さんには、一見、接点がないように見えますが、粗品さん曰く「テレビ局ですれ違ったときに無視された」のだとか。

実際、粗品さんは3月に自身のYouTubeチャンネルで「キムタクは1回フジテレビで挨拶無視されてるんで」と明かしており、今でもかなり根に持っている様子でした。

さらに、ドラマ『Believe-君にかける橋-』のインスタグラムで、木村さんと共演者が並んだ写真から浮上した、身長の“サバ読み疑惑”についても言及。「せいやの身長が163センチなんで、まぁ多分キムタク161とか…。150台なんかな? 下手したら」と推測していました。

木村さんが粗品さんを無視した件については、当初、「キムタク性格悪すぎ!」と批判の声が殺到していました。しかし、その後の粗品さんの見境ない“口撃”が明らかになるや、「むしろジロジロ見る方が失礼」という声が圧倒的になっているんです。

「木村さんが本当に粗品さんを無視したかどうかは、当人たちにしか分かりませんが、仮に丁寧に頭を下げていたとしても、粗品さんはなんらかのネタにしていたのでは。木村さんは、そもそも粗品さんのことなど、端から眼中にないハズ。この一件を知っていたとして、冠ラジオ番組やSNSで反論することもできたのに、一切口をつぐんでいるのは、まさに大人の対応といえるでしょう」(芸能ライター)

旧ジャニーズ事務所の性加害問題などもあり、ここ最近、人気がガタ落ちしていた木村さんですが、粗品さんに粘着されたことで逆に好感度が上がるという、まさかの逆転現象が起こりました。

“サバ読み疑惑”はくすぶったままだそうですが、木村さんの人間としての“大きさ”は、今回の件で改めて証明されたと言えるかもしれませんね。