『ルックバック』/藤本タツキ | 金の塩風呂の煩悩紀行-綴るは恥だが満たされる-

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2024.6.19 読了📚

 

 

【あらまし】

自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。

田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。

月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって──。

唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。

(Amazonより引用)

 

映画化決定して、

ずっと読まなきゃと思っていたら、

あっという間に今月末公開💦

 

映画館の前を通ったら、

すでにポスターなんかも貼られていたりして。

公開日見て、慌てて読みました。

その帰り道の電車内で読んだのですが…読む場所間違えた( ;∀;)

 

タイトルとこの表紙の意味が、ようやく分かりました。

 

物語内容も起承転結がすごいんですが、

描写がとにかく感動というか、刺さる絵が多くて。

無声カットで、こんなに感動すること『スラムダンク』以来だなぁと。

 

京本って、姿見せるまでは男の子だと思ってました。

(あらまし読まずに読んだので💦)

読み進めていきながら、

どうなっていくのか気になって、

どんどんページ進みます。

 

今思うと、小学生から成人までの時間が流れているのに、

あっという間に過ぎていく。

 

背中で見せる無声シーンも多くて。

服装や外景、部屋にあるもの、

細かい描写だけで季節の移ろいが分かるのも、すごい。

 

今、『ファイアパンチ』と『チェンソーマン』も読んでるんですが、

藤本先生の作品で、出血描写がないの、なんだか新鮮(笑)

上記2作品もそうだけど、

物語の発想とか台詞の言い回しとか、

そういったところがすごい毎回驚かされます。

 

これ、映画…というかアニメーションになるとどうなるのか、

すごく楽しみです!

公開前に読めて良かった。

 

 

 

おしまい(。-`ω-)