誰か行ってきて教えて『マンガと宇宙の銀河系』
あの伊藤剛先生が手塚治虫作品を語ってつまらないわけがない。
僕の宇宙論SF好きは、手塚治虫的な無限で悠久で入れ子構造の宇宙観に対する反感でできています。
手塚治虫宇宙観って、無限で悠久なのに永久ループする閉塞感があるんですよね。
この辺の閉塞感は萩尾望都先生の『百億の昼と千億の夜』にも通じるところがあるんですが。
巨大な何かに見下されているような閉塞的な宇宙観は『フェッセンデンの宇宙』の系譜にあると思います。
閉塞感の出口として『時の凱歌』を見つけるまでほんとに気分が悪かった。
理由はないけどとにかく火の鳥を殺そうとする弓彦を応援してしまう、イデオンを執拗に破壊しようとするバッフ・クランのような、超人ロックを滅ぼそうとする謎の宇宙意志のような気持ちが沸き起こるんですよ。
「死、そんなものは存在しない。この俺が死んでいくだけだ。俺は完璧に死んでみせる」という石原慎太郎的な気持ちが。
死んでも火の鳥なんかに一体化してたまるかと。
魂の自由のために神殺しが必要なんだ。
テヅカ・イズ・デッドだ。
あとあまりに人間中心すぎるところね。
ナメクジ人類可愛いのに、マサトの趣味に合わなくて否定されるのが悲しい。
だいたいあいつムーピーのタマミは偏愛するのにナメクジ人類は受け付けねえのなんでよ。
非人間生物じゃなくて美少女のガワが好きなのかよ。
藤子先生の『ミノタウロスの皿』も結局見た目だからな。
僕は囚われの身なので行けないので、自由の身の方はたくさん行って感想をアップしてください。
ウウーン、会場に行って呪いの手紙のようにみっしり感想書いて提出したかった。
ZARDベストアルバム収録曲リクエスト締め切り9/27まで
普段放置プレイでファンの忠誠心を試しているZARD公式が、珍しくリクエストの締め切り告知動画などをアップしていました。
月末締めではなく27日締めなのでご注意。
僕は2007年で時計が止まってるので、35周年とかピンとこないんですが、よろしくお願い致します。
やっとこ『心を開いて』を克服したぞと思っていたら、テイルズシリーズの主題歌つながりでDEENとBONNIE PINKとガーネット・クロウなど弾いてるうちに『さわやかな君の気持ち』と『マイ・フレンド』を忘れてしまって、取り憑いてるという幸子さんの霊が怒ってお盆で実家に帰ってしまったかと思いました。
僕はファイナルファンタジー2みたいなシステムで生きてるので、新しい曲を覚えると前の曲を忘れてしまって熟練度0になってしまうんですよね……。
思い出すコマンドで適当に弾くと自分にメテオ召喚しそうだし。
35周年は『揺れる想い』と『負けないで』はクオリティに納得行かないという理由でリクエストを断らないですむように頑張ります。
あとなんか24時間テレビや芸人たたきに『負けないで』を担ぎ出してる人がいますが、幸子さんが日記でボロクソ書いてたのは松◯千春さんなので、ZARDを持ち出して叩いていいのは松山◯春さんだけです。
幸子さんの遺志を汲むなら、小児がん支援と子宮頸がん啓発にご協力ください。
ZARD公式はそういうの全然やらないけど。
キャンギャル同期の蓮舫さんが都知事選で負けたので、幸子さんが病室からみていた神宮外苑ももうすぐビルが立ち並んで変わってしまいますね。
ああ目覚めた朝はブルーな雨だった。素直な曲が好き
精神衛生上の理由でアビス関係を非表示にしたら今度はヴェスペリアを勧められるようになりました。
『テイルズ・オブ・ヴェスペリア』は、ヒロインが中原さんでエアルがどうとかいう世界観で、浮気を疑われるので手を出さなかったんですが、OP曲のコードがオダテツ先生の曲のようにシンプルで素直なので弾いてるうちに好きになりました。
ゲームはやってないですが……。
洋楽の影響強そうなのにAメロBメロサビのJPOP構成でBメロの終わりでEm→E7と変化つくところが好き。
サビでガラッとリズムが変わるところもいい。
C始まりでAm終わりっぽいですがサビ終わりのコーラスまで含めるとCに戻るので腑に落ちる構成。
素直が一番。
あの時期の中原さん、やたらと世界の存亡を握るヒロインの役やらされてましたね。
毎回変な口癖求められて合わせるの大変なような。
伝統的にテイルズ世界観はマナと精霊で来てるのに、なんでマナをエアルに言い換える必要があったのか謎です。
素直に行ったほうが。
なんか中原さんがエアルとかスベスベマンジュウガニとか言ってるとムズムズするんすよ。
最終的にはマナと精霊の世界に戻るようですが、ストーリー完結と同時に世界観の構成要素が変化しちゃうと、その後の展開で困るじゃないですか。
シリーズから分岐して続編作ることもあるのに。
ゲーム業界って、基本的なグラフィックとか開発ツールを数年がかりで作っても、そっくり使い回してシナリオ差し替えて外伝こさえて製作コスト回収しないですよね。
工業製品ならマイナーチェンジで食いつなぐのに。
テーブルトークRPGなんか世界観と基本ルール同じで何十年と遊ばれますよ。
テーブルトークRPGはスターターセット売ったあとの課金ができない問題がありますが、ダウンロードコンテンツならそのへんクリアできるし。
各シリーズをスーファミのグラフィックと音源でダウングレード移植して欲しいです。
ヴェスペリアは作品の発売後に震災が起きて原発事故で停電したり、原子力から持続可能な再生可能エネルギーに変えるとかいう、ストーリーを現実がなぞるようなところがあり、未だに人気があるのはわかります。
西洋風ファンタジーに見せかけて、基本的な構造は『水戸黄門』とか『三匹が斬る!』や『必殺仕事人』みたいなもんだし日本人には馴染みがいい。
ほとんど農民のくせに皇族好きだしね。
テイルズシリーズは主人公が伝説の勇者や王侯貴族じゃなかったり、敵が訳アリで絶対悪とは言えないのがアンチドラクエって感じで好きです。
初代のダオスとかドラクエ4のデスピサロの系譜ですよね。
ずっと後味悪い感じでいてください。
明星弐号の柄についてるくるくる回る何かで床屋の看板思い出してしまうんですが、よくある定番ファンタジーものではヒゲ剃ったり髪整えたりって誰がしてくれる設定なんですかね。
あんま街で見かけないですよね理容師というジョブ。
そもそもキャラクターの髪やヒゲが伸びないというのがありますが?
リアル中世だと、聖地巡礼が流行っていたので修道院に巡礼者を受け入れてくれる宿坊があって、そこで髪を切ったりしてくれたそうです。
よく日本語で「美容院」と「病院」を聞き間違いますが、昔は修道院が美容院と病院兼ねてたので、もともとは同じだったんですが、ローマ教皇のせいで13世紀に美容院と病院が大シスマを起こしたんすよ。
入院生活が長くなると、とにかく床屋行きたくなりますが、別れないで欲しかった。
ファンタジーモノではパーティーにいる僧侶が髪を切ったりヒゲを剃ってくれるということでいいか。
ヴェスペリアの主人公のようにロングヘアで耳出しキープするには耳の後ろの髪をヘアピンでキッチリ留めないと無理です。
彼も旅の合間にいそいそと鏡見て髪整えてるんですかね。